憧れの雑誌『トラべシア』
あ〜〜〜〜〜〜〜
嬉しすぎる。
なんか嬉しすぎてあらゆる知り合いに宣伝しまくろうと思いました。
なにから話そう。
なんか書いてたら結構な長さになってしまったので、先に、オシラセ!をして、そのあとに、わたしにとってのトラべシアの話を。
オシラセ!
leleの初めてのオシゴトです!
憧れていた、ひとり編集者さんの雑誌に、写真と文章を載せていただきました!
各リンク、情報貼っておきます。
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普通に読める日本語の雑誌
『トラべシア vol.6 いしあいひでひこのやさしい人生』
ひとり編集者の鈴木並木さんによる、紹介記事
http://emls.jugem.jp/?eid=599
鈴木並木さんの告知ツイート
https://twitter.com/out_to_lunch/status/1427633871726813195?s=20
販売サイト
https://travesia.booth.pm/
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鈴木並木さんの文章は長いですが、めっちゃ面白いです。好き嫌いあると思いますが(笑)、わたしは好きです。ぜひ、読んでみてください〜
ここから下記は、わたしとトラべシアの出会い物語です。そこそこ長い。ご興味のある方はどうぞ。
わたしにとってのトラべシア
転職を考えはじめたころから、漠然と、「雑誌をつくりたい」と思っていました。今から2年くらい前の話だろうか。
なぜ雑誌に憧れたか、というと、「写真と文字をかっこよく並べたい」とか、「おしゃれな本をつくりたい」とかそんな理由がはじまりなのですが、
本づくりのことを少しずつ知っていくうちに、本って、複数人の人が、文章書いたり、写真撮ったり、絵を描いたり、それを編集する人がいて、デザインする人がいて、印刷する人がいて、製本する人がいて・・・そうやって本が出来上がっていく、それだけでもすごいことなのに、
雑誌の場合は、その関わる人数が、5倍にも10倍にもなる、それだけの盛り沢山の内容を、取りまとめて考える人がいて、それぞれのページを考える人がいて、それを集めてまとめて、そうしてやっと1冊が出来上がっていく。
すごい労力とパワーのかかる、すごいことなんだな、と思うようになりました。
そんなことを考えながら、わたしのつくりたいモノのかたちを探しつつ、小さな本屋や気になるお店を渡り歩く日々。だった当時。
なにか「つくる」ことをしたいと考え始めて一番最初に訪れたのは、西荻窪にある本屋ロカンタンさんでした。
なにかを「つくる」ために、とりあえず気になっていたお店に行ってみるはいいが、当時はなにをするにも初めてのことだらけでドキドキしていて、なかなか勇気を出せないこともたくさんあった当時。いや〜懐かしい。
今でも、初めてのことや、憧れていたことに踏み込む時は、ドキドキします。自分に何かを成し得ることができんだろうかと、尻込みします。
だけど、ロカンタンさんで、店主さんとお話できたおかげで、気になる分野の情報を教えていただいたり、まだ勇気がでなかったことも多かったけど、少しだけ憧れの世界に片足つっこめた気持ちになって、そこから得た情報やチャンスを逃すまいと手当たり次第に行動してきた結果、今に至ります。
それからしばらくして、「つくる」ことに少しずつ慣れたり、ほんのちょっとの自信が出てきたりした頃、『トラべシア』のvol.5の刊行記念イヴェントがロカンタンさんで開催されました。
わたしが雑誌をつくることや、ひとりで本をつくることに興味がある〜というような話をした際に、ロカンタンさんの店主さんが紹介してくださった『トラべシア』。この雑誌はひとりでつくっていますよ、と。
当時のわたしは、雑誌は複数人でつくるものだと思っていたので、ひとりでつくっているとはどういうこと?!?!?!と衝撃でした。
実際は、編集をおひとりでされていて、デザインや記事は依頼して作っているわけですが。
ひとりで雑誌や本をつくってみたい、ということをずっと考えていた当時の私は、この『トラべシア』が、気になっていました。
そんな前情報の中、刊行された『トラべシア vol.5 音楽と金』。
音楽は好きだし、そういう芸術分野の経済的な面が尚更気になっていたし、しかもロカンタンさんで刊行イヴェント?!これは行くしか!!!
イヴェント当日、どうやら編集の鈴木並木さんが司会をされるらしい?雑誌は読んだもののまだ詳しいことが分からないながらに会場へ。
イヴェントは2部制だったのか、間に休憩がありました。
その休憩の際に、勇気をもって鈴木並木さんに話しかける・・・・・!
話している途中くらいから、鈴木さん、わたしのことを認識してくださっていたみたいで。
嬉しかったなあ、、、憧れている人に、少しでも知っていただけているなんて・・・
その頃は、DENMARKを持ち歩いては、こんなものをつくりました、と見せびらかして回っていた時期。鈴木さんにも見ていただきました。
そのイヴェントの終わりに、「鈴木さんの自宅でイヴェントをします。」と発表がありました。
しかも内容は、トラべシアの今までの制作を振り返って包み隠さず話します、と。
行くしかない!!!!わたしが知りたいことはきっとそこにある!!!と思い、もちろん参加。
鈴木さんのご自宅=スペースへいわ でのイヴェントは、鈴木さんのことを知る人がたくさん集まっていらっしゃり、今までのトラべシアの話を・・・・はあんまり多くなかったですね。笑。登壇者さんの会話が盛り上がって、鈴木さんがそれを止めるでもなく、ウンウンと聞いていて、鈴木さんも初めからそれを想定していたようで、そのイヴェントはそれで良いと思っていたそうで。
なんかこう、何にも縛られずに思い思いに行動する人しか居ないみたいな空間で、とってもほっこりした気持ちになりましたね。
肝心の、トラべシアの今までの制作に関する話は、当日に聞いた話よりも、鈴木さんがブログにあげていたものの方が情報量が多くて、それをひととおり、洗いざらい読み尽くしてから参加したので、なんにも問題なかったです。笑
鈴木並木さんの文章にハマったのは、その頃だったでしょうか。鈴木さんの文章、すごくトンガってて、良いんですよ。
そもそも雑誌をひとりでつくろうと思ったきっかけの文章とかを読んで、わたしの文章に対しても「こいつの文章下手だな〜」とか思われたりしてんじゃないかってヒヤヒヤしながら読んでました。笑。
いろいろな文章を書く人がいることを知って、それぞれの文章を読む時や読んだ後のわたしの中の感覚が全然違うから、面白いな〜と思ってた。今もだけど。
それで、話を戻しますと、そのイヴェントで初めてお会いしたのが、いしあいさんです。いしあいひでひこ、さんというお名前、初めは全然覚えられなくて、そもそもSNSのアカウント名は全然違うものだし、ブログもわけわからないことがたくさん書いてあるし。登壇されるということで、少し情報をみてみたりしていたのですが、全然この方のことわからないな、と思いながらイヴェントに参加した記憶があります。
イヴェント当日も、いしあいさんがネットの歴史を語り出して盛り上がっちゃって話が終わらないし、ネットの歴史の話めっちゃ面白いし。
とても早口で話す人だな、と思いました。なんだか周囲に愛されている人だな、という感覚もした。
それに私が会場でどうしたらいいかわからん感じでいたら、見ず知らずの私にも話しかけてくれて、ありがたいな、と思いました。
全然いしあいさんのことを掴みきれないまま帰宅したのですが、
その翌年、1月。
鈴木並木さんから連絡が・・・・!!!
え!!!!まじで!!!!!
と思いました。
あんまり自信はなかったんですけど、これはイエスと言うしかない!!!!!
てなわけでお受けした、人生初の?
leleとして初のオシゴトでした。
普通に読める雑誌『トラべシア vol.6 いしあいひでひこのやさしい人生』に、
写真と文章を使っていただいています。
最初の依頼メッセージをいただいた時、メールをいただいた時、ゲラをいただいた時、完成原稿をいただいた時、毎回、ドキドキしておりました・・・・(恋ではない。)
新しいこと、憧れのことに手をつけるときはドキドキします。
それでも、ほんとうに初めての頃よりは、最近はずいぶんドキドキに慣れたなあ、と思うようになりました。ドキドキするけど、まったくの初めてではなかったり、初めてでも想像がつく部分がすこしずつ増えていたり。
でも今回、『トラべシア vol.6』の出来上がりをいただいた時には、なんだか、すごく、興奮してしまって!!!
数週間前から、もうそろそろ出来上がる、数日前に、もうそろそろ届く、とわかっていたはずなのに。家の郵便受けに届いているのを見つけた時のワクワク感!封を開けて、雑誌を手に取った時にこみ上げてくる嬉しさ・・・・・・!なんだこれ!
(今書いていて、だいすきなバンドの新しいCDアルバムが届く時の感覚にも似ていたけど、やっぱりそれ以上だと思う!!!!なんてったって!!!!)
憧れの雑誌に、関わらせていただいたことが嬉しすぎて・・・!!!!!
その上、私の知っている限り、トラべシア史上、一番トンがったテーマで、装丁も、編集も、このテーマを貫かんとする、強い意志で、表紙から1ページ目を読んだだけでウッときてしまう良さで・・・!
それだけの内容に、SNSも盛り上がっていて・・・!
そんなトラべシアがトラべシアであるべき1冊に関われたことが尚嬉しくて・・・・
(注※わたしがトラべシアを知ったのが最近なので、以前の盛り上がり方はわかりません。)
なんか匿名で活動している以上、あんまり公にするつもりがないまま来ていたんだけど、
今回嬉しすぎて、知り合い全員にめちゃくちゃ自慢したい!!!!!気持ちになった!!!!そんなにたくさんのことはしてないんだけど!
だからあらゆる知り合いに宣伝しまくろうと思いました。それに、すごく売れて欲しいと心の底から思った。
とはいったものの、まだわたしは読めていないので!ゆっくり読みます!
とりあえずこの嬉しさをお伝えしたくって!
みなさま、是非に!
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