ストレスと友達になる

ずっと楽しみにしていたことがなくなった、仕事ができない、友達と会えない、家にこもって気が滅入ってきた...

この状況でストレス全く感じてない!いつも通り元気!なんて人は少ないんじゃないでしょうか。私も出来るだけ元気に過ごそうとはしているけど流石にやりたいことが思うようにできないのはストレス。

ストレスは病気になるリスクを高める、ストレスを感じるのは悪いこと...と前までは私も思い込んでいたのですが、ある一本の動画でその考え方がガラッと変わりました。

ケリー・マクゴニガルさんの「ストレスと友達になる方法」というTedの動画です。

健康心理学者の彼女は、研究によってストレスに関する新たな知見を手に入れました。

ストレスを感じることが悪なのではなく、ストレスを悪だと考えることが害を及ぼす

ということです。さらに、

ストレス反応を体に活力を与えチャレンジに立ち向かえるように準備しているものであると捉えることで、ストレスを感じることがむしろプラスに働く

というのです。

ストレスを敵に回すのではなく逆に味方につけてしまえば、自分をいい方向に導いてくれる。実際に、ストレスを感じる人のうちストレスを悪と考えない人は悪と考える人に比べて死亡リスクが減るという研究結果も出ています。考え方を変えるだけで健康状態が左右される、非常に面白いなと思います。

もう一つ、ケリーさんはこう付け加えています。

ストレス下にいる人に手を差し伸べるようにすれば、自分自身の回復力が上がる

と。思いやりの心を持つことで自分の幸福度を上げることもできるのです。

今大変な状況の中、感じているストレスは悪いものではない、それが力になるチャンスだ、そう思うだけで明日の朝ちょっと気持ちよく起きられるかもしれません。


動画のリンクを貼っておきます。15分弱の短い動画なので是非見てみてください。

この方の書籍もとてもおすすめです。


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