今月の山登り 丹沢塔ノ岳
・前回の山登りの記事がNoteの公式まとめに加えさせてもらったりとか、Smart Newsにも掲載していただいたようで反響がいつもより多く嬉しかったです。ありがとうございました!
・山行くのは月一回くらいでアウトドアとも程遠い人間なのですが、これからも写真とか美術とかデザインのこと、大学のこと、山のことを書いていきます。
・そんなわけで昨日は2月と同じ神奈川県秦野市の丹沢にある塔ノ岳に行ってきました。
・丹沢といえば大倉尾根こと通称バカ尾根と呼ばれている標高差1200 [m]の尾根登りをするコースが有名ですね。
・今回はそんな大倉尾根は下りのルートで登りはヤビツ峠の表尾根から登り始めました。
・地図を見るとわかる通り、ニノ塔→三ノ塔→烏尾山→行者ヶ岳→政次郎の頭→新大日→木ノ又大日を経て塔ノ岳に辿り着く縦走コースとなっています。
・登り始めの標高こそ大倉尾根よりも高いところに位置しますが、コースのアップダウンが激しく、途中鎖場がいくつかありました。
・ヤビツ峠までのアクセスは小田急線の秦野駅からバスで行けますが、本数が少ない+ヤビツ峠から大山へ登る人もいるので大混雑でした。
・去年大山に登った時は座れたのですが、今回は座れずヤビツ峠までの約50分間は立ちっぱなしでした・・・
・ヤビツ峠の停留所からしばらく歩くと登山道の入り口があります。
・相変わらず登り始めてから稜線に出るまでの1時間弱は少し急な登山道が続きます。
・登山道をしばらく歩いていくと段々視界が開けてきて稜線が近づいてきている感じがしてきます。
・ヤビツ峠のバス停から歩くこと90分、最初の目的地の二ノ塔に到着しました。
・前回とは打って変わっていい天気だったので富士山がよく見えました。
・少し休憩して次の目的地の三ノ塔に向けて歩き始めます。
・とは言いますが二ノ塔と三ノ塔は500 [m]くらいしか離れていないのですぐに到着してしまします。
・三ノ塔を過ぎたあたりから本格的な稜線歩きの始まりです。
・次に目指す烏尾山がよく見えますね。
・いつの間にか標高も1000 [m]を超えていて海の方を見ると市街地だったりその先の真鶴半島、よく見るとうっすら伊豆半島も見えました。
・内陸側を見ると山々が綺麗に見えました。
・やっぱり晴れている日は登山する人も多いですね。
・前回の鍋割山はすれ違う人なんか数人程度だったのに今回は大勢の人とすれ違い、鎖場にも列ができていていました。
・気温も22℃くらいあったので若干汗ばんだり軽く日焼けもしました。
・とはいえ一週間前までは全然寒かったので登山道には残雪もありました。
・登り初めて3時間くらい、やっと塔ノ岳まで後少しのところまで来ました。
・道中、山の稜線に小さな登山客が動いているのが見え、これからあの道登らないと行けないのかってちょっと不安になりますが、気がついたらすぐにそこまで辿り着きました。意外とすぐに登れてしまいますね。
・そして今回の目標の塔ノ岳に到着
・山小屋でカップヌードル売っていたので買ってきました。
・ちなみに塔ノ岳の由来になった塔は関東大震災の時に崩落してしまったそうです。
・そしたら今度は大倉尾根コースで下山をします。
・本当にひたすら尾根を下っていきます。下りの道を舐めたらいけない。
・大倉尾根のルートには何軒か山小屋があります。
・休日だったこともあり、3軒くらいは営業中でした。
・下りはすぐに森林に入ってしますのですが、ある程度の標高までは秦野市街を見ながら下れるところが良かったです。
・またまた山小屋発見
・この山小屋には謎顔出しパネルがあったりしました。
・このあたりまで来れば下界まではあと2時間くらいなので頑張って下ります。
・そして歩いている間に登山道がだんだん舗装路になり、歩いているうちにやっと一般道まで出てきました!
・下りは休み休み下っていたので気がつけば4時間くらいかかっていました。
・朝8時頃から登り初めて大倉バス停に到着したのは17時半頃、実に9時間半の山登りでした。
・歩いた距離は前回の鍋割山よりも少ないのですが、疲労は断然今回の方が大きかったです。
・去年からずっと登ってみたかった塔ノ岳に無事に登って来れて自分の実力も知ることができ、これから登る山の選択肢も広がった気がしました。
・まだまだ春は始まったばかり、来月も暖かな天気の中で山に登れるといいですね。