23歳の頃、私は体重100キロもある巨体であった。 身長は158cm、BMIは40、超高度肥満体。 若いとはいえ、膝痛や運動時の高血圧など健康に障害があった。 小学校3年生ごろから太り始め、1年間に5キロのペースで体重が増加した。 朝からカツ丼を食べ、おやつにハンバーガーを3つ、主食はどんぶり飯。 毎日、毎日、高カロリーの食事を摂取。 小学生で妊娠線ができた。 中学、高校の制服は特注サイズ。 自然な成長曲線を、上回るハイスピードで、私の体重は増加した。 私の通った学校では
今から20年前、この一冊が私の人生を変えた。 私の人生の案内書になってくれたガイドブックだ。 父親の連帯保証人だった私自営業だった父親は常に借金があった 優秀な職人だったけど、お金の管理はからっきしの父 家計は火の車でいつでも炎上していた 父の信用ではお金を借りることができなくなった頃 私が20才になった すぐさま私の名前でお金をあちらこちらで借りてきた父 借りたところで返せるあてもなく借金は膨らむばかり しまいに私の携帯や職場まで金融会社から取り立てがきた なんとか支払っ
君は自分を囲んだ檻に背中を預けているね そうやって家庭の中の不和を見ている 今からは君に酷いことばかり起きるよ 君は黙りこくって耐えるのみだ 体と心が潰れるほどの痛みにも 君は声をあげない 君に味方はいない 誰も君を見ていない 君を守ってあげたい これから来る嵐から逃がしてあげたい 私は柔らかい毛布で君を包んで どこかのんびりできる安らかな場所に運んであげたい 5才の君へ 君の味方は私だよ 未来の君だよ 私は君の未来 大丈夫 私がいる ずっと君を見ていた 君が誰にも見せ