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就学に必要なこと
家庭訪問の予定がお子さんの体調不良で
キャンセルになって。
この時期恒例の、小学校への引き継ぎ書を
書き始めました。
お子さんの姿を思い浮かべながら
小学校の先生が
こんな風にかかわってくれるといいな
と願いを込めながら、書いています。
ところで
就学に必要な力って、なんでしょう?
☘我が家のこどもたちの場合☘
長男は、ひらがなもろくに書けずに
入学を迎えました。
長女、次女は、ひらがな、カタカナを書ける
状況でした。
長男は、自分の名前が読める、書ける程度でした。
入学後、ひらがなを習い、漢字を習うようになって
毎晩お風呂で
「今日習った漢字を書きます!」
って、くもった鏡に人差し指で書いてました。
「おにいちゃんすごいね~」
って、母も妹たちもほめるので
鼻高々でした(笑)
長女、次女は
「もう知ってるし」「書けるし」
とどこかやる気なさげでした。
全員成人してみて、
一番学力の点で高いのは、長男でした。
不思議ですね。
字も書けずに入学したのに。
学ぶことの楽しさを一番知っていた
ような気がします。
☘私が考える本当に必要な力☘
ひらがなやカタカナが書ける
というのは、就学には必要ないと思っています。
自分の名前が読める、書ける
ができれば十分です。
小学校の先生にお聞きしたのは
「ひらがなを教えるなら、書き順をきちんと」
とおっしゃってました。
入学後、書き順を学びなおすことに
苦労するそうです。
発達に心配のあるお子さんも
そうではないお子さんも見てきて
思うのは
困ったときに、まわりの人に助けを求められる力
だと私は思います。
「せんせい、○○ができない」
「おなかがいたいよ」
「お友だちにいやなことされたよ」等
伝えられること。
小学校は、30人前後のお子さんの集団です。
先生はきめ細やかに見てくださるけれど
十分にとはいかないところもあります。
援助要求とかヘルプコールとかといわれますが
自分でまわりに助けを求められる力が
一番大事だと思います。
次に大事なのは
身の回りの物の管理ができること
最近は、この力をつけることに
とても苦労します(笑)
おうちの方がおうちでは
やってあげてしまっているのですね。
年齢なりに
自分のものは自分で片づけるとか
用意する
という力を大事にしたいです。
相談でよくお伝えするのは
登園するときは、自分の荷物は自分でもつ
帰宅したら、洗濯物や洗い物を
おうちで決めた場所に自分で出す
翌日の持ち物を自分でかばんに入れる
入学前に、これは取り組みましょうと
お話しています。
☘おわりに☘
入学まで、あと2か月。
どんな先生かな、どんなお友だちかな
ドキドキ、ワクワクをいっぱい抱えて
元気にスタートしてほしいです。
そのお手伝いとして
引き継ぎ書を頑張って書きます(笑)