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は行の詩

ハッピークリスマスで赤い苺のケーキを食べる

ハイイロの曇に覆われた外はイロがない

植物も光も色が消えてハイタイ

流れる音もハイショクがない

ハイキョ的街をハイカイ

白と黒の猫たちだけは寄り添い居るけどまじってハイ色にはならない少し切ない

ハクシのノートに色とりどりに描いたハイソな夢は灰色になった

永遠に感じた未来はハッとしてたら過去になった

ハジメマシテのきみの
ハテシナイ奥底にある意地だけは
にならないから

わたしはそれを
少しハイケンしてハイシャクしたいんです

ハタシテそれになんの意味があるのか

ハダ寒い
ハルさきに咲く花が
ハッケッキュウのなかにそっと咲くから
ハラハラ流れる血液に色が戻る
それが生きるかてになること
ハンタイ側のきみは知っている

アナログ時計のハリが12時を周り
終わった昨日はハッピーエンド?
バッドエンド?

解らないフリのエンドレス

毎日ケーキを食べてるサイドストーリーの裏側はスーサイドストーリー

365日知らない誰かの誕生日で知らない誰かの命日

ほらやっぱり世界は哀しいから
ハルだけを恋しがる…🌸


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