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【働き方のルールをおさらい】休憩時間の原則って知ってましたか?
こんにちは。
東京都新宿区にある株式会社リーガルネットワークスでアシスタントをしている新井です。本日は在宅勤務。
12:25にクラウド型勤怠管理システムAKASHIの打刻画面で、ポチっと「休憩入り」ボタンを押して、お昼休憩に入りました!
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お昼休憩から戻って、ちょこっと別の業務を終わらせたので、やっとブログを書けます!
セミナー参加レポの続きを書こうかな~と思ったのですが、今日はちょっと別のことについて書きたくなっっちゃいました。
私は前職では、会計系のシステム会社で導入支援やサポートをしたり、中小企業で経理をしたり、時にはセラピストとしてボディケアをしたりしていたので、労務とか勤怠については従業員のみなさんと同じレベルの知識量です。(むしろ皆さんの方が知っていたりして・・・)
社労士の勝山先生が、勤怠管理システムの導入支援サポート時に「法律では~」と説明をされているのを聞くと、
「知っているようで、ちゃんと知らなかったな~」
と思うことが多々あります(^^ゞ
その一つが、【休憩】について。
そもそも休憩時間とは?
労働基準法の休憩時間とは、
労働時間の途中に置かれた、労働者が権利として労働から離れることを保障された時間のこと
だそうです。
休憩時間について、改めて、労働基準法第34条を見てみると!
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使用者は、労働時間が6時間を超える場合においては、少なくとも45分、8時間を超える場合においては少なくても1時間の休憩時間を労働時間の途中に与えなければならない。
②前項の休憩時間は、一斉に与えなければならない。ただし~(一部省略)~書面による協定があるときは、この限りではない。
③使用者は、第一項の休憩時間を自由に利用させなければならない。
とあります。
②については、一部職種(商業や接客娯楽業、運輸交通業)では一斉にあたえなくてもよいことになっているようですね。
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参照:東京労働局の「働き方のルール(働き方改革対応)~労働基準法のあらまし~(2020.3)」
例えば、こんな働き方してませんか?
1)昼食休憩は12時~13時と決まっているが、仕事のキリをつけたくて14時くらいに休憩に入った。
2)昼食休憩1時間を取れなかったから、1時間早く帰った。
3)昼食休憩時間帯に来客や電話対応があり休憩時間が短くなった。
どれもありそうじゃないですか?
私は、1)、3)は過去に経験ありですっ!
休憩時間の原則と違う働き方しちゃってたなと思いました。
でも、なぜ休憩を一斉に与える必要があるのだろう?と思って調べてみたら
労働者が個別に休憩をとると、監督機関が休憩時間規制の違反を発見しにくく、また、休憩の実態もあがらないとの理解に基づくものだとか。。。
ですが、労使協定さえ結んでいれば、個別に休憩をとれるんですね。
弊社のHPでは、【労務に役立つ通達集】を少しずつアップさせて頂いて、関連する内容としては、『昼休み中の来客当番は労働時間となるか?』というのがあるので、ぜひ参考にしてみてください。
あくまで原則なので、ガチガチに管理されてはいないとは思いますが・・・、たかが【休憩】、されど【休憩】。
従業員自身も正しい知識を身に着けて、権利は主張すべきかなと思います。
日本の会社が従業員にとって働きやすい会社になってくれたらいいなと日々感じています。
ちなみに、弊社は在宅勤務時は打刻休憩とし1分単位で管理してくれています。私は6時間勤務者なので、休憩は45分以上とれていれば問題ありません。
先日、子どもの学校の保護者会があったので休憩なしの5時間勤務にさせてもらいました。↓こちらが私の出勤簿。
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クラウド型勤怠管理システムだとすぐ見ることができちゃいます!
柔軟性のある働き方ができるのは、子育て中のママには本当に有難いことです。★健康経営実践中★
今後も【働き方のルールのおさらい】として、労務リテラシーの低かった私が「へぇ~そうだったんだ~!」と感じたことを、ちょこちょこアップしていきたいと思います!
それでは。
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