賢者の書を読んで : 読書感想文
今回は喜多川泰さんの賢者の書を読んだのでそれについて少し書いてみたい。
実はこの本は2回読んだ。
ネタバレしたら意味ないので、引用とかはしないのだが、出だしの部分と、あとは私が感じたことを書いていきたいと思う。
本との出会い
自己啓発本とか古典文学とか、比較的お堅めの本ばかり読んでいた私が久しぶりに小説に立ち返ったのが、この賢者の書だった。
きっかけはKindleだったのだが、あまりにもハマって文庫本を購入した。
ちなみに、この本がきっかけで私は小説を読んでいくようになった。
本の内容
この本は14歳の誕生日を迎えた少年が、賢者の書を完成させる旅に出るところから始まる。
世界各地を旅しながら賢者と呼ばれる人を訪ね、教えを授けてもらうのだ。
それは気持ちの持ちようから、実際の日々の過ごし方まで多岐に渡る。
私に響いたポイント
本当に成功する人生を歩むにはどうすればいいのかを教えてくれる賢者たち。
教えはいくつかあるのだが、その中でも私に響いたのは1番最初の教えだった。
それは行動の大切さ。
賢者はそれは納得のいく方法で行動の大切さと行動の結果得られるものを教えてくれるのだが、それはぜひ実際に読んでみて欲しい。
私はこの行動がテーマの部分を読んで、やっぱり動かないと何も始まらないと思い、かねてより気になっていたnoteに晴れてデビューを果たした。
そう、実はこの本は私がnoteを始める一歩を踏み出す力をくれた本なのだ。
今までで1番納得できた1冊
今まで自己啓発本は色々読んできたが、ノウハウやこうするべきが書かれた本よりもこの賢者の旅をしていく物語の本の方が私にはスッと馴染んだ。
賢者の教えが全てすぐにできるわけはないが、確かにこれができれば人生成功するだろうなと思える。
そしてそれが押し付けがましくも説教くさくもならずに、旅を通して成長する主人公と共に書かれていく。
自分も主人公と共に成長していこうと思える1冊だった。
本当に一冊の文庫本が賢者の書に見えてくる。
もしご興味があれば手に取ってもらえたら嬉しく思います。
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