#1 「国際信販事件」東京地裁(再掲)
2003年8月20日に配信した「会社にケンカを売った社員たち」第1号(創刊号)で取り上げた労働判例を紹介します。
■【国際信販(以下、K社)事件・東京地裁判決】(2002年7月9日)
▽ <主な争点>
時給社員の整理解雇の効力、他の従業員からの嫌がらせなど
1.事件の概要は?
本件は、K社の旅行事業部のアルバイト時給社員として勤務していたXが同社から旅行事業部廃止に伴う整理解雇を受けたことの効力を争うとともに、在職中に従業員から嫌がらせを受けたと主張し、会社役員らに対して損害賠償を求めたもの。
2.前提事実および事件の経過は?
★ Xは、平成10年8月17日、K社からアルバイト時給社員として期間の定めなく採用され、旅行事業部に配属された者である。
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