#217 「日本マクドナルド事件」東京地裁
2008年10月1日に配信した「会社にケンカを売った社員たち」第217号で取り上げた労働判例を紹介します。
■ 【日本マクドナルド(以下、N社)事件・東京地裁判決】(2008年1月28日)▽ <主な争点>
ファーストフード店の店長の管理監督者性
1.事件の概要は?本件は、N社が全国展開しているファーストフード店の店長であるXが、労働契約上、労働基準法(以下「労基法」という)第36条に規定する労使協定が締結されるなどするまで、法定労働時間(労基法第32条)を超えて労働する義