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『みるみる上達するコツ教えます なるほどデッサン』 ーーお盆はこれを勉強します

どうしたら絵が上手くなるか日々考えている。

「描きまくれ」
「絵が上手い人の模写をしろ」
「模写と分析を繰り返すのがよい」

などなど、ネットで情報を仕入れては自分なりに試行錯誤する日々。

そんな中一つの答えが浮かんだ。

それは「私の目と脳と手はつながっていないのでは?」というものだ。

目で見て、脳で理解して、脳で三次元を二次元に変換して、手でそれを再現する。

それができたら、絵に説得力が生まれ、形が正確になり、見ている人の心の動きを低い画力で邪魔することもなくなるのでは?

と思ったのだ。

そこで購入したのがこの本。

『みるみる上達するコツ教えます なるほどデッサン』白井岳志著

本書は、デッサンやパース、陰影の基礎を学びつつ、目優先の描き方から脳優先の描き方にアプローチを変更することで効率的に画力向上を目指す指南書である。

私は昔から空間認識能力が著しく低い。見えている部分、しかもごく一部分にしか集中できず、見えていない部分の立体を想像できない。ましてや頭の中でぐるぐる回転させたりなんてできない。

頭の中でも想像できないのだから、それを紙の上に線で落とし込むなんてもっと無理なのだ。

でも、本書を読めば、そんな絶望的な欠点をカバーする糸口が見つかりそうな気がする。本書は中上級者向けにスキルを加えていくのではなく、初心者がやりがちなミスや勘違いをていねいに是正していく作りとなっているからだ。

今年のお盆はこの本を勉強することを目標としたい。

修行あるのみ。

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