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背中痩せで、後姿を美しくするには??~解剖学編~
こんにちは。広尾・恵比寿のパーソナルトレーニングサロンLEBO Conditioning Salonです。
今回のテーマはお客様からの要望も少なくない「後ろ姿」を美しくするために必要な知識です。
背中はなぜムチムチに見えるのか?
後ろ姿の印象を大きく左右するのが後ろ側の脂肪と姿勢だと思います。
特に肩甲骨周りは、体脂肪測定でも活用されるほど脂肪が貯められやすい部位の一つです(代表的な部分は二の腕やおへその横があります)。
こちらを改善するには食事の改善が必要になってくるかもしれませんので、一旦今回は置いておきます。
では姿勢はどうでしょうか?
いわゆる巻き肩の人は肩甲骨が通常の位置よりも少し高め、かつ外側にあります。
さらに、猫背で背中が丸まっていることと、首が前に出ていることが合わさり、後ろから見ると背中の面積が広く見えてしまいます。
そして我々の生活は座りがちで、パソコンやスマホを利用する時間が長く、このような姿勢になりやすくなっています。
このような理由から後ろ姿のシルエットが気になる方が多いのではと思います。
背中にある筋肉
猫背や巻き肩を改善するためには、背中の筋肉を鍛え、前側の硬くなっている筋肉をゆるめるというのが一つの方法です。
特に注目される筋肉は、
・僧帽筋(そうぼうきん):首の後ろから背中の中央くらいまでで、肩もみでもむ筋肉です。肩甲骨を頭の方に引っ張る働きがあります。
・広背筋(こうはいきん):骨盤から肩甲骨の下にあり、肩まで伸びている筋肉でくびれの上の部分を作っています。腕を内側にねじり(巻き肩に繋がる)ます。
・菱形筋(りょうけいきん):肩甲骨の間にある筋で僧帽筋の下にあります。肩甲骨を背骨に近づける動きをします。
・脊柱起立筋群(せきちゅうきりつきん):頭からお尻まで背骨に沿ってあり、一つ一つは小さいけどそれが連続しています。背骨をひねったり、傾けたり反る動きを担当しています。
前側には、
・胸鎖乳突筋(きょうさにゅうとつきん):横を向いたときに首の横に出てくる筋肉です。うなずく動きや横を向く動きを助けます。
・胸筋群(きょうきんぐん):大・小が胸の前にあります。腕を上げる動きや胸の中心に近づける動きをします。
これらの筋が硬くなってしまったり、弱くなってしまうと
・肩が前に出やすくなる
・あごが前に出やすくなる
・反り腰になりやすくなる
・背中は丸くなりやすくなる
・肩甲骨が外側に移動しやすくなる
ということに繋がります。
とりあえず、エクササイズだけ教えてほしいという方がいるのはわかっています。
しかし、エクササイズを行う時に、単純にやるよりも、これらの筋肉の働きなどを知っている方が、効果的にできます。
どういう理由で、そのエクササイズをやってもらうのかを知ってほしいのがトレーナーなのです笑
次のブログでは、実際にオススメのエクササイズを紹介しますので、期待しておいてください♪
LEBOでの体験セッションや単発のトレーニングでは、あなたに一番必要な種目をお伝えすることができますので、気になる方は以下のサイトから予約してもらえると幸いです!