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おめでとうございます!x2に感謝!!

ビジネスとテクノロジーを学び続ける「ラーニングアニマル」ですが、先週公開したブログ「おめでとうございます!x2に感謝!!」が、 #ブログと#最近の学びで特にスキを集めた記事になりました。心より感謝致します!!

行動経済学の締め切り効果に関して、プロジェクトマネジメントでの品質は、人ではなく、中間報告で決まるということを記載いたしました。

行動経済学の締め切り効果によると、
 1.締め切りを強制される
 2.自分で締め切りを自分で決める
 3.提出日まで締め切りはない
という順番で、品質が良くなるというのは覚えておいていただければと思います。

プロジェクトを管理する際のコツとして、最終ゴールを決めたら、中間報告は強制的に決め、そこでレビューを通して品質を高めていきましょう!!

今週は、「締め切りに関して」で十分に記載できなかった「現在志向バイアス」に関して記載いたします。

マシュマロ実験

マシュマロ実験(マシュマロ・テスト)とは、子供の現在バイアス(現在志向バイアス)に関するテストです。

実験の方法は、まず、4歳の子供に1つのマシュマロを渡します。
そして、15分後に戻ってくるまで、食べずに我慢できれば、もう1つマシュマロをあげることを約束し、我慢できるかを確認するという実験です。

15分待つことができれば、マシュマロは2つ食べることができるので、大人ならもちろん待つと思います。

しかし、実験をすると、約3分の2の子供がマシュマロを食べてしまういう結果になりました。

この結果は、当初、子供に自制心(セルフコントロール能力)があることの例えとして使われました。

しかし、マシュマロ実験は、後に、家庭環境や経済環境の影響が大きいことがわかりました。つまり裕福な家庭で育つと、マシュマロを食べずに待つことができて、貧しい家庭で育つと、マシュマロを待たずに食べてしまいます。

いずれにしても、将来の報酬のために、目の前を我慢できるということが重要です。

マシュマロを食べるか?食べないか?の単純な実験ではありますが、我慢できる子供は、将来のために我慢することができるため、勉強などを頑張り優秀になる傾向があります。

現在志向バイアスの話に戻すと、将来儲かると言われても、人間は、目の前の報酬に目が行ってしまうということを認識した上で、「投資家」のように将来へ向けて投資することが重要です。

お金という報酬を例に出していますが、スキルや人脈、経験に対しても、投資していくことが重要になります。今、目の前の仕事に追われていると、将来リスクがあるため、合理的ではないかもしれませんが投資する必要があります。
行動経済学を学び、現在志向バイアスの存在を認め、合理的ではないという判断と理解した上で、将来に向けて投資もしていきましょう!!

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