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開発者会議とは
開発者会議(Developer Conference)とは、テクノロジーを持つエンジニアが集まるイベントです。Google、Microsoft、Appleなどのプラットフォームベンダーが、エンジニアに対して新しい製品、プラットフォームの最新技術、サービス、ハードウェアを発表する開発者ヘ向けたイベントになります。
毎年、5月~6月にかけて、Google, Microsoft, Appleという大手企業が、開発者向けて製品発表を行っています。新しい技術を学ぶには、この開発者会議の情報が重要になりますのでチェックしてみましょう。
2023年の開発者会議
Google, Microsoft,Appleと開発者会議は名前が決まっております。
Google : Google I/O
Microsoft : Build
Apple : WWDC (World Wide Developer Conference)
最近は、Youtubeで発表の動画も公開されtいますので、内容もチェックしてみましょう。
Google I/O
2023年のGoogle I/Oは、生成AIの話題が満載でした。Chat GPTに遅れを取っていましたが、Google Bardを発表することで、チャットによる対話型AIで対抗できるようになったと思います。
一方、ハードウェアは、折り畳みスマホやPixel Tabletの台のように、既存の製品に新しい形状、使い方を提案する内容でした。
Google I/Oレポートは下記にも記載しましたので参照してください。
Microsoft Build
2023年のMicrosoft Buildでは、生成AIが話題でした。Microsoftは、Chat GPTのOpenAIに巨額の投資をしたことで、生成AI関連に関しては一歩リードした発表でした。
Windows Copilotにより、OSに生成AIがつくというのは大変便利だと思います。また、bingとChatGPTの連携が良くなるというのも素晴らしい機能です。
Microsoft Buildのレポートは下記にも記載しましたので参照してください。
Apple WWDC
2023年Apple WWDCでは、ハイスペックなMACの発表がありました。15inchのMAC book Air、小型PCのMAC Studio, タワー型のMAC proです。独自のM2チップを開発しており、PC上でのAIの活用ニーズがあるのではないかと感じます。
また、話題のAR/VRゴーグル「Vision Pro」も登場しています。価格が高いので、まだ普及はしないと思いますが、AppleがAR/VR市場へ参入したのは大きな発表です。
Apple WWDCのレポートは下記にも記載しましたので参照してください。
まとめ
2023年のGoogle, Microsoft, Appleの開発者会議が終わりましたのでまとめました。今年の開発者会議は、下記の傾向があります。
ソフトウェアは生成AI、Googleは、ChatGPT対抗。Microsoftが一歩リード、OS、Bingに生成AIを搭載。
ハードウェアは、まだスマホ、タブレットが主流だが、PCはハイスペックにニーズがあり、AR/VRへ向けて着実に進化しています。
いずれにしても、2023年は生成AIを中心に各プラットフォームやハードウェアが進化していくものと思われます。エンジニアはこのプラットフォームの上で開発しますので、テクノロジーのトレンドがわかります。開発者会議をチェックしていきましょう!!
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