涙を流してストレス解消 涙活
最近Amazonプライムで昔やっていたドラマを見ようと色々検索していたら、「ごくせん」がダウンロード出来ることを発見した。
「ごくせん」とは2002年ころに仲間由紀恵演じる極道家系の教師「ヤンクミ」が不良生徒に囲まれながら、ともに学園生活を過ごす笑いあり涙ありの学園ドラマである。うっすらと見てた記憶はあるが、全話ダウンロードして22年ぶりに楽しむことにした。
典型的な学園ドラマで、不良生徒が問題を起こしてヤンクミが体を張って助けに入るうちに生徒たちも徐々に心を開いていくというストーリーなのだが、今のドラマにはない(出来ない?)胸アツの展開で毎話で涙を流してしまう私であった。。フィクションとはわかっていても「ええ話や。。。」と、友達想いの生徒や、毎回ヤンクミのストレートな言葉が胸に突き刺さる!
不良生徒達の一人ひとりと向き合い、人の本質を見抜き、本人が自立出来る方向へと導く、そんな素晴らしい先生だ。「人よりほんのちょっと失敗が多いだけ」「格好はチャラいけど、人として大事な心をちゃんと持っている」。今の世の中にも、本当に大事にしないといけない言葉が詰まっている。このドラマが流行ったのも、日本人は義理や人情という理屈ではおさまらないものがきっと好きな国民性なんだろうなと思えてくる。
本当は1日1話ずつ、に刻んで観たかったのだがついつい2話みてしまう。
あっという間に最終話直前まできてしまったので、ごくせん2や映画版もダウンロードしてしまった。
昔、エチカの鏡?という番組だったか、精神科医の有田先生という方が、涙を流すとストレスが減ると言っていた。ドラマに没頭して、感動して、涙を流してストレスを解消。そんな素材(ごくせん)を見つけられて、日々の楽しみが増えた。他にも、思い出せないけど昔見てたドラマが見てみたい。
レンタルビデオショップがここ2・3年で急減している。TSUTAYAもレンタル店舗が採算にあわないのか、事業転換しているようだ。タブレット、スマホの普及で動画配信のサブスクに世の中はシフトしているんだなあ。
時代の移り変わりと言ってしまえばそれまでだが、なんか寂しい気もする。
そんなことをふと考えた週末だった。