2023年1月の記事一覧
アイドル妹は独占欲強め？
皆さんはじめまして五百城○○です
突然なんですが僕の妹はアイドルなんですよ
名字で察している人はいるんじゃないですか？
そうです 国民的人気アイドル 乃木坂46の5期生五百城茉央です
実は僕 乃木坂46のオタクでしてね
推しは4期の遠藤さくらちゃんなんですよ
妹が入ったことはYou○ubeの公式が出してた自己紹介動画で知りました
名前を見たときは妹と同じだなぁ位にしか思わなかったんですけど顔を見
『あおはるっ！』 第５話
時は少し戻って……
瑛・うん、今日はそろそろ終わりにしようかな
○○がまだ本の感想を語り合っているとき。
夕日が一段と輝きだし、そろそろレンズを覗くのも疲れてきたころ。
薺・そうですね。そろそろ帰りましょうか。
鈴谷薺は、迷っていた。
どうする。
一緒に帰りませんかって声をかけるべきか？
いや、でも……
カメラを鞄にしまって、思い切って。
薺・あの、池田先輩！
瑛・どうかした
『あおはるっ！』 第６話
ア・だって瑛紗は、もうすぐ転校しちゃうから
アルノ先輩は、窓の外を眺めて、どこか思いに耽るような顔をした。
アルノ先輩の言葉が嘘でもなんでもないというのは、その表情だけで十分だった。
瑛・私、転校するんだ
先輩の口から出た、衝撃の言葉。
俺の頭は見事にフリーズした。
薺・え、冗談とかじゃ……
瑛・ないよ
薺・ですよね……
わかってる、そんなことは。
池田先輩は、よくからかうような冗
『あおはるっ！』 第７話
薺と池田先輩の一件から季節は進んで、六月上旬。
薺・なあなあ、球技大会何に出んの？
もうすぐ、球技大会。
咲・何があったっけ？
和・たしか、女子はバスケとバドミントンとキックベースだったっけ？
〇・男子は？
薺・キックベースがサッカーに変わるだけ。俺は去年と同じバスケにしよっかなぁ
特別出たい競技もないなぁ……
俺もバスケでいいかな。
薺・咲月はやっぱバスケ？
咲・うん、去年も出たし
『あおはるっ！』 第８話
体育館の騒がしさが、まるで別の世界の出来事かのように静かな保健室。
私は片方の靴を脱いで、椅子に座っている。
咲・ねえ、私は大丈夫だからさ、戻ってもいいよ？
〇・そうもいかないだろ。先生もいないし、応急処置くらいしとかないと
手際よく包帯やテーピングを準備していく○○。
保健室に二人きり。
どうして、こんなことになったのか……
球技大会も二日目。
一日目も中々にハードな試合も多かった
『あおはるっ！』 第９話
和・咲月ー！足、大丈夫なの？
咲・うん、軽い捻挫みたいな感じ
教室に帰るなり、咲月は大勢の女子たちに囲まれ、その後に井上さんがすごい勢いで咲月に絡み出す。
薺・おかえり、咲月は大丈夫だった？
〇・多分。俺も別に詳しいわけじゃないからなんとも言えないけど
腫れがひどいわけでもなかったし、軽くは歩けてるし、骨折なんてことはないだろう。
薺・そーだ、月曜に打ち上げどうするかって話出てるけど○○は
冬はつとめて。君笑ひたらばなほよし
かの有名な枕草子では、各季節それぞれの一番趣のある時間帯について歌っているという。
春はあけぼの。
わかる。
夜が明けて、空が白んでいくあの感じはいい。
夏は夜。
これもわかる。
太陽に照らされて、焼け焦げてしまいそうなほどに暑い昼間。
だけど、夜だけはほんの少し涼しくなったりするあの感じは俺も好きだ。
秋は夕暮れ。
これは満場一致と言えるんじゃないか。
夕焼けと、虫の声。
