なぜドイツに行ったのか?
私はドイツのフランクフルトに丸2年間仕事で住んでいました。
なぜドイツか。全く興味もなければ、ドイツ旅行に行こうと思ったことすらなく。人生の想定外。はい、流れで決まりました🤣
2007年イギリスでいろいろあって人生1回目の鬱になって途方に暮れていました。この理由に関してはまた別記事で追々お話しできればと思います。
お金もない(諸事情でなくなってしまった)、仕事もない(諸事情で採用が決定していた仕事がなくなった)、なんなら居候していた当時の彼(元夫)の家も出ていかないといけなくなり、人生大ピンチ!!そして、イギリスポンドは死ぬほど高かった時期!!!1ポンド230円くらいでしょうか。パン一つでさえ私には鬼高くて、「くっそ〜〜〜!!なんで買えないんだよ!!」と静かに闘志を燃やしておりましたw
人生ではじめて鬱になった時、気持ちのアップダウンが激しくて「がんばろう!」と思えたり、涙が止まらなかったり、とにかくつらかった。GP(イギリスの医者)で鬱のお薬を処方されましたが、これを飲んだら人生薬漬けになってしまうとか、飲んだら負け(誰に対して?w)という今思えばわけのわからない思い込みでお薬はお蔵入り。
そんな状態でしたが、やはりエアラインで仕事に復帰したい気持ちが強く、就活を続けました。ロンドンヒースロー空港に就航しているエアラインのリストを書き出し、一件ずつメールやレターで履歴書を送ったり、電話で問い合わせをしたりしました。
最後に連絡した日系エアラインは、直接空港マネージャーに連絡するように電話番号を教えてもらい、掛けました。
空港マネージャー: ヨーロッパに興味はありますか?
私:あります!
空港マネージャー:ロンドンでは今募集していないけど、フランクフルトで募集していて、よかったら受けてみますか?
私:(心の中で)ドイツか。。。よくわからん国やな(失礼極まりないw) この返事はいつまでにすればよろしいでしょうか?
空港マネージャー:夕方にはオフィスを出るのでそれまでかな
私:わかりました。それまでに連絡します。それから一旦電話を切り、外出中だったため、急いで家に帰り、ネットでドイツを調べましたw 安全性をメインで確かめたかった。
(ちなみに、当時はスマホはなく、ネットカフェか家でネットを使う時代でした)
なんとなく大丈夫そうだと思い(ほんまかw) 急いで空港マネージャーに電話を掛けたところ、「明日フランクフルトのマネージャーが会議でロンドンに来るから明日面接いかがですか?」という流れに。
面接を翌日受けて、見事採用が決まりました。
そこからは、ドイツの労働VISAの申請や引越しの手続き(イギリスからドイツの移動)・ドイツでの住居決めなどが、あれよあれよという間に進み、気づけばフランクフルトに行っていました。とんとん拍子で進むとはまさにこのことです。
ちなみに、ロンドンーフランクフルトは飛行機で1時間少しなので、割と近いです。
ここからドイツ生活が始まったのです。お金がまだまだないままの新生活に関しては、別記事でお伝えしようと思います。
私の回顧録を読んでくださり、ありがとうございます😊
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