気を付けたい、バナナダイエットの落とし穴
バナナダイエットに潜む、"7つの落とし穴"
手軽で美味しくダイエットができると話題になった朝バナナダイエット。
でも、いざバナナダイエットに挑戦しても
「体重が減らない……」
「続けられないかも……」
と悩んでいませんか?
もしかすると、何気なくしていることが効果を半減させていたり、失敗の原因になったりしているかもしれません。
今回は、バナナダイエットにある7つの落とし穴と、その対処法を紹介します。
1.バナナの食べ過ぎ
バナナは一般的に健康に良い食品とされ、満腹感も得られるのでダイエットに効果的です。
しかし、食べ過ぎたり、1日2食以上を置き換えるのはNG。
カロリー過多や栄養バランスの偏りが起こり、ダイエットの効果が出にくくなってしまいます。
さらに、脂肪を燃やすエネルギーや栄養素が不足するため、痩せにくくなるだけでなく、体調を崩す原因になる可能性も。
また、バナナにはカリウムが豊富に含まれているので、
しびれ
知覚過敏
嘔吐
などの高カリウム血症も起きやすくなります。
さらに、尿路結石の原因になる「シュウ酸」を摂り過ぎてしまう。
身体を冷やす働きで冷え性になり、代謝が下がって体重が減りにくくなる。
そんな危険も出てきます。
1日に食べるバナナは、2本までがおすすめです。
2.バナナ以外のカロリー
バナナにアレンジを加えると、食べやすく感じる方もいるのではないでしょうか?
しかし、チョコレートをかけてしまうと
・バナナ1本→86kcal
・チョコバナナ→189kcal
と、カロリーが倍以上に増えてしまいます。
バナナに置き換えてカロリーを減らすはずが、アレンジや飲み物でカロリーを増やしてしまっては効果が出ません。
バナナにアレンジをする場合や飲み物を変える場合も、カロリーをチェックしましょう。
3.空腹
3つ目は、お腹が空いてしまい失敗するケース。
バナナは柔らかいからといって、あまり噛まずに食べてしまうと、満腹中枢が刺激されません。
結果、お腹が空き間食が増えてしまったり、他の食事でカロリーを摂り過ぎたりすることも。
満腹中枢を刺激するように、よく噛む
水を飲みながら食べる
など、少しずつ工夫してみてくださいね。
4.寝る直前の夕食
寝る前に食事を摂ると、その日のうちに消費しきれないエネルギーが脂肪に変わってしまいます。
また、寝ている間も消化が続き、睡眠の質が悪化したり、消化不良の原因になったりするのも気を付けたいポイント。
睡眠の質が悪くなると、
次の日の活動量が減ってしまう
食欲を抑えてくれるホルモンの分泌が少なくなる
といったことにも繋がります。
寝る3時間前には食事を終えることが、ダイエット成功へのカギです。
5.飽きて続かない
ダイエットの原因に多い、"飽き"。
バナナの味に飽きてしまうと、毎日食べるのが苦しくなります。
ダイエットにはそのままのバナナが1番ですが、飽きてしまう場合はアレンジしてみましょう。
ヨーグルトに混ぜる
きなこや黒蜜をかけて和風にする
スムージーにして飲む
など、毎日のアレンジを楽しむのも手です。
6.睡眠不足や喫煙、アルコール
生活習慣が乱れると、太りやすい体質を作りやすくなります。
睡眠が足りないと、
食欲を抑えるホルモン「レプチン」→減る
食欲を増進させるホルモン「グレリン」→増える
1日の活動量が減る
など、ダイエットを妨げる原因になるので注意してください。
理想の睡眠時間は、7時間~8時間です。
また、喫煙は血行の流れを悪くし、アルコールは糖分が多く太りやすいので控えましょう。
7.体質に合わない
バナナは、体質に合わないという方も一定数いる食品。
バナナを食べることで
便秘や下痢
アレルギーによる肌荒れ
身体の冷え
など、身体に異常が出た場合は、すぐに中断しましょう。
まとめ
「簡単だけど効果抜群」で話題になった、朝バナナダイエット。
バナナを食べるだけという手軽さが人気の理由です。
しかし、量を間違えると、様々な体調不良の原因になったり、病気のリスクが高まる恐れがあります。
そして、効果を実感するためには、生活リズムもきちんと整えることが、とても大切です。
どんなダイエットにも落とし穴があるということを知ることで、失敗やリスクを避けることができるはずです。
正しい置き換えと生活習慣で、朝バナナダイエットを成功させましょう。
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