見出し画像

条文サーフィン~行政手続法の波を乗りこなせ!!~<第7回>「第七条(申請に対する審査、応答)」

読み易さは正義!!
読み」のハードルを下げて、
最速で法令の条文を読んで理解する
条文サーフィン」。

条文サーフィン」は、平面的な条文を立体的に読み込む一つの試みです。




条文サーフィン

【行政手続法】編の

はじまり、はじまり。




さて今回は、行政手続法の「第七条(申請に対する審査、応答)」です。

【行政手続法】 >「第二章 申請に対する処分」(第五条―第十一条)より。


では早速、「条文構造」を意識して編集した法令の条文、その一行一行を「」に見立てて、かるーく乗りこなす「条文サーフィン」を始めましょう!!




〇行政手続法(平成五年法律第八十八号)


(申請に対する審査、応答)
第七条 行政庁は、申請がその事務所に到達したときは遅滞なく当該申請の審査を開始しなければならず、かつ、申請書の記載事項に不備がないこと、申請書に必要な書類が添付されていること、申請をすることができる期間内にされたものであることその他の法令に定められた申請の形式上の要件に適合しない申請については、速やかに、申請をした者(以下「申請者」という。)に対し相当の期間を定めて当該申請の補正を求め、又は当該申請により求められた許認可等を拒否しなければならない。

(申請に対する審査、応答)
第七条

  行政庁は、
   ↓
  申請がその事務所に到達したときは
   ↓
  遅滞なく当該申請の審査を開始しなければならず、
   ↓
  かつ、
   ↓
  申請書の記載事項に不備がないこと、
   ↓
  申請書に必要な書類が添付されていること、
   ↓
  申請をすることができる期間内にされたものであること
   ↓
  その他の法令に定められた申請の形式上の要件に適合しない
   ↓
  申請については、
   ↓
  速やかに、
   ↓
  申請をした者(以下「申請者」という。)に対し
   ↓
  相当の期間を定めて
   ↓
  当該申請の補正を求め、
   ↓
  又は
   ↓
  当該申請により求められた許認可等を
   ↓
  拒否しなければならない。



(※行政手続法=令和6年9月26日現在・施行)



以上が、行政手続法の「第七条(申請に対する審査、応答)」です。

ここまで読んだ貴方は、読む前の貴方とはちょっと違うはず。その違いが「条文サーフィン」を続ける意味です。




ここだけの話。
「テキスト」を読んでから「条文」を読むより、先に「条文」を読んでから「テキスト」を読む方が理解がグーンと進みます。理解のカギは「先に疑問を持つこと」です。そうすることで、「テキスト」が”宝物”になります。




イチから条文を読まないから、

速く読めて理解できる。

それが「条文サーフィン」。

  ↓

  ↓

  ↓

"条文を読むコツ"が自然と身につく、

紙の六法で読む前に

”読む六法(学習六法)”をどうぞ。

  ↓

  ↓

  ↓

マガジン一覧










<こっそり☆おまけの穴埋め問題>

[行政手続法]

〔問 題〕次の条文中の(    )内に入る語句はそれぞれ何か。

(申請に対する審査、応答)
第七条 行政庁は、申請がその事務所に到達したときは遅滞なく当該申請の(    )を開始しなければならず、かつ、申請書の記載事項に不備がないこと、申請書に必要な書類が添付されていること、申請をすることができる期間内にされたものであることその他の法令に定められた申請の形式上の要件に適合しない申請については、速やかに、申請をした者(以下「申請者」という。)に対し相当の期間を定めて当該申請の(    )を求め、又は当該申請により求められた許認可等を(    )しなければならない

〔解 答〕

  ↓

  ↓

  ↓

  ↓

  ↓

  ↓

  ↓

  ↓

  ↓

  ↓

( 審査 )、( 補正 )、( 拒否 )でした。

(申請に対する審査、応答)
第七条 行政庁は、申請がその事務所に到達したときは遅滞なく当該申請の( 審査 )を開始しなければならず、かつ、申請書の記載事項に不備がないこと、申請書に必要な書類が添付されていること、申請をすることができる期間内にされたものであることその他の法令に定められた申請の形式上の要件に適合しない申請については、速やかに、申請をした者(以下「申請者」という。)に対し相当の期間を定めて当該申請の( 補正 )を求め、又は当該申請により求められた許認可等を( 拒否 )しなければならない


最後までお読みいただきまして、ありがとうございました!!

ではまた。(^^)/

水到渠成(みずいたればきょなる)。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?