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条文サーフィン~検察審査会法の波を乗りこなせ!!~(第67回)第四十二条
読み易さは正義!!
「読み」のハードルを下げて、
最速で法令の条文を読んで理解する
「条文サーフィン」。
「条文サーフィン」は、平面的な条文を立体的に読み込む一つの試みです。
条文サーフィン
【検察審査会法】編の
はじまり、はじまり。
さて今回は、「第四十二条」です。
【検察審査会法】 >「第八章 建議及び勧告」(第四十二条)より。
では早速、「条文構造」を意識して編集した法令の条文、その一行一行を「波」に見立てて、かるーく乗りこなす「条文サーフィン」を始めていきましょう!!
〇検察審査会法(昭和二十三年法律第百四十七号)
第四十二条 検察審査会は、いつでも、検察事務の改善に関し、検事正に建議又は勧告をすることができる。
② 前項の建議又は勧告を受けた検事正は、速やかに、検察審査会に対し、当該建議又は勧告に基づいてとつた措置の有無及びその内容を通知しなければならない。
第四十二条
検察審査会は、
↓
いつでも、
↓
検察事務の改善に関し、
↓
検事正に
↓
建議又は勧告をすることができる。
② 前項の建議又は勧告を受けた
↓
検事正は、
↓
速やかに、
↓
検察審査会に対し、
↓
当該建議又は勧告に基づいてとつた措置の有無
↓
及び
↓
その内容を
↓
通知しなければならない。
(※検察審査会法=令和4年6月17日現在・施行)
以上が、検察審査会法の「第四十二条」です。
ここまで読んだ貴方は、読む前の貴方とはちょっと違うはず。その違いが「条文サーフィン」を続ける意味です。
ここだけの話。
「テキスト」を読んでから「条文」を読むより、先に「条文」を読んでから「テキスト」を読む方が理解がグーンと進みます。理解のカギは「先に疑問を持つこと」です。そうすることで、「テキスト」が宝物になります。
☆「読んでみようと思える六法をつくる」プロジェクトから(↓)
イチから条文を読まないから、
速く読めて理解できる。
それが「条文サーフィン」。
<こっそり☆おまけの穴埋め問題>
[検察審査会法]
〔問 題〕次の条文中の( )内には同じ語句が入る。それは何か。
第四十二条 検察審査会は、いつでも、検察事務の改善に関し、( )に建議又は勧告をすることができる。
② 前項の建議又は勧告を受けた( )は、速やかに、検察審査会に対し、当該建議又は勧告に基づいてとつた措置の有無及びその内容を通知しなければならない。
〔解 答〕
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
( 検事正 )、
( 検事正 )でした。
第四十二条 検察審査会は、いつでも、検察事務の改善に関し、( 検事正 )に建議又は勧告をすることができる。
② 前項の建議又は勧告を受けた( 検事正 )は、速やかに、検察審査会に対し、当該建議又は勧告に基づいてとつた措置の有無及びその内容を通知しなければならない。
最後までお読みいただきまして、ありがとうございました!!
ではまた。(^^)/
前後際断(ぜんごさいだん)。