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【アラフィフエッセイ】息子が吠えたー
どちらかというと、息子は大人しい方です。
しかし、先日息子の情熱的な部分を見たのです!
息子が通う将棋倶楽部では、
最後に三手詰めを検討します。
息子を迎えに行った際に、
私も端っこで解説を聞くことがありますが、
これが結構難問なのです。
手数が少ないからって、
侮っちゃーいけません。
三手詰めならできそう、と思う自分が恥ずかしい(-_-;)
先日、息子は別の対局をしていたため、
宿題になりました。
息子は帰宅した途端、
あーでもない、こーでもない、と将棋盤の前に座り、
三手詰めに取り掛かりました。
私は集中力が続かなくて、あっけなく降参。
(あきらめが早いのです)
しかし、
息子はその後も黙々と将棋盤に向かい・・・
どのくらい、長考したかしら?
立ったり座ったり、お手玉しながら長考していたら、
「ヨッシャーーー!!!」
「うぉーーーっっっ!!!」
急にガッツポーズをして吠えましたーーー!!!
もう、びっくり ( ゚Д゚)
部屋の中をぐるぐる回り出し、
ガッツポーズを繰り返している。
よっぽど嬉しかったのでしょう。
少し時間を置いてから
私に三手詰めを教えてくれました。
普段冷静な彼が
いきなり吠えるとは。
よっしゃー!よっしゃー!
興奮も冷めやらぬ様子。
これって、
達成感を味わっているのね!!!
青春だな~
眩しいな~
な~んか、私まで嬉しくなりました。
喜びを全身で感じられるって、
それだけ真剣に向き合った証。
息子が自分で乗り越えたから
深い達成感を得られたのでしょう。
私がお膳立てしていたら、
きっと得られませんよね。
改めて、
親ができることは限られている、
と気づきました。
喜ばしい姿ではあるけれど、
子離れのカウントダウンも感じました。
嬉しくもあり、寂しくもあり。
複雑です。
夫が娘に将棋を教えるのを見て、
ボクも!とはじめたのは5歳だったかな?
小さいころは負けるとすぐに泣いていましたが、
今では将棋倶楽部のおじいさん達と
将棋談義を楽しんでいます。
しかも、今回は情熱的な一面もあることがわかりました。
この成長ぶりが面白い!
これからも吠えるのかな?
ぐるぐる回るのかな?
今後も息子の変化を楽しみたいと思います。
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