Nyami

元緘黙がこころの看護師となる。

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元緘黙がこころの看護師となる。

最近の記事

元緘黙が選んだ職業

病院の事務をやってみた 仕事を何するか決めたのは高校3年の時です。 高校の頃は、バイトのおかげで、だいぶ困らない程度に会話することができていました。 そこで、何をやって働けばいいのか考えてました。 バイトでやっていたような、飲食店はあまり興味が持てなくて、食に興味がなかったんですね。これは他の緘黙の方にも当てはまるのではないでしょうか。食べることに興味がないというか、人前で食べると時間がかかってしまったりする。なんとなくやりたくないなあと思っていました。 そこで、いつしか病

    • 安心するもの

      緘黙だったころ、唯一安心することができたもの。 それは音楽でした。 当時、大好きでずっと聴いていたのは、L'Arc〜en〜Cielの花葬という曲です。 この頃の、暗くて何の光も見えないような心境と共鳴していたんでしょうね。 お葬式のようなあの世のような世界観の曲です。 あの時の、唯一の安心する時間は、音楽を聴いている時でした。 音楽が心の安定剤になっていましたね。 今ではLiveへ行ってみたりするのが大好きです。 ただ、声が小さくて、大きい声が出ないので、きゃーとか名前を呼ん

      • 星占い

        星占いとの出逢い さて、重い話が続いているので、星占いについて綴ろうと思います! 子供の頃から夜空を見上げて星を観るのが好きだったり、ギリシャ神話にわくわくしたりしていました。 23歳くらいでしょうか。 たまたまBOOKOFFでエッセイを探して、気に入った本を購入しました。 石井ゆかりさんの「愛する人に」という本です。 この人の描く文章の美しさ、儚さがみごとに私の心にばーんと響いたんですね。世界観が異次元なのです。それでいて、染みる言葉。一冊読んで大好きになってしまいました

        • 声が出ないこわさ

          私は幼稚園から中学まで場面緘黙でした。 声が発することができなかった原因についてよく考えてました。 まずは、不安全般障害にも分類されているように、不安という恐怖感が強いのです。 ①恐い→喋れない ②ずっと声が出ない人が喋ったら変に思われるという恐怖感 ③もうどうでもいいという絶望感 この3つがあったように思います。 ②は恥ずかしいとか変に思われてしまうなど、極度のシャイ+プライドがあった気がします。 ③の絶望感は話せない月日が長いほど出ます。 ②と③については、前回書いたよう

          緘黙の後遺症

          私が感じる後遺症について綴ろうと思います。 16歳でだんだんと声が出るようになって。 18歳の頃には会話はできていたのではないかと思います。 しかし、高校でバイトをしていたんですが、突発的に声が出なくなる場面が時々起こっていました。無謀にも接客のバイトを選んでしまったのです!それで、時々波のようにやってきては「いらっしゃいませ」と発する言葉が出なくなってしまったのです!しかし、声が出る時、出ない時でまちまちでした。不思議にも、お客さんから話しかけていただいたときは、会話ができ

          緘黙の後遺症

          初めまして。

          Nyamikky(にゃみっきぃ)と申します。 何でnoteを始めようと思ったのか、緘黙という病気を知っていますでしょうか? 緘黙とは、私は話したいのに声が出なくて話せない病気だと思っています。 私は15歳まで緘黙でした。 大人になって、人生を振り返り、再度緘黙についてYouTubeや Twitterなどで情報を調べると、大人になっても病気に苦しんでいたり、または後遺症で悩んでいたりする人が多いのだと知りました。当事は、ネットを漁ってたくさん読んできました。しかし、昔はYouT

          初めまして。