女医が健康のため絶対に食べないもの
私は高校の時からスポーツやフィットネスが大好きで、色々な部活をやっていたアクティブな子でした。テコンドー、ホットヨーガ、ラーニング、テニス、水泳など中学から大学を卒業するまで色々な部に参加していたんです。社会人になってからでもほぼ毎日ジムへ通ったり散歩したり何かの運動するように心がけています。
思春期からスタイルを気にしていたんで食事や運動に関する本や雑誌などを山ほど読み尽くしていたので、ジャンクフードやチョコレートばかりを食べていた友達や同級生より栄養や健康に対する意識が高かったと思います。それがきっかけに身体の仕組みやに予防医学に関心を持ち始め、医師を目指したわけなんです。
もちろん、絶対食べない方がいいと言っている訳ではないし、好きなもの食べるのが人生の楽しみの一つなので、あくまでご参考程度に読んでいただけると幸いです。
私には過敏性腸症候群（IBS）という消化管の病気があって胃はかなり敏感なので、規則正しい食生活や栄養バランスに気を配っています。
それでは、健康のために絶対食べないもの、そしてなるべく食べないようにしているものをご紹介したいなと思っています。
絶対食べないもの
インドカレー
率直に言いますが、私はインドカレーの匂いが吐き気がするぐらい苦手で仕方ないんです。料理の匂いには結構敏感なんだけど、こればかりは全然ダメで、食べるどころか嗅ぐことさえ無理だと言っても過言ではありません。他の人が食べている時にも同じ部屋にはいられないほど重症かも。その上、クリームや油が大量に使われているので、脂肪率がかなり高い。栄養も別に優れている訳ではないので、一つだけの食べ物を避けるなら断然インドカレーを選びます。
揚げ物（天ぷら、カツ揚げ）
カロリーが高くて胃を刺激するので、過敏性腸症候群である私にとっては油っぼいものが危険物なんです。味は確かに美味しくてファミレスやチェイン店ではよく見かけるが、心臓や肌には良くないし脂肪率も高い。欧米で流行っているエアフライヤーで調理すればカロリーを大分抑えられるらしいけど、普通に油で揚げられたものが動脈硬化や肥満にも繋がっているので避けています。
ファーストフード（マック、バーガーキング、KFCなど）
主に欧米のチェイン店のことなんだけど、ファーストフードはどう見ても身体に悪いです。解釈の余地もありません。カロリーが非常に高くて食べ過ぎると太ってしまうので、絶対に食べないんです。それに、肥満の他にコレステロールの増加から動脈硬化症まで色々な循環器病に繋がっているので、食べるメリットは一切ありません。
バナナ
毎日の朝食に食べているぐらい果物が大好きなんです。イギリスではめっちゃ安くて大量を低価格で買えるけど、バナナばかりは食べません。なぜかというと、糖分が果物の中に葡萄と一緒に一番多くGI値も高いです。「GI」とは食後血糖値の上昇度を示す指標のことです。低GI食品は血糖値を安定させ、腹持ちもいいけど、高GI食品はその逆で摂取しすぎると糖尿病のリスクが高くなります。私の家族には糖尿病があるので、糖分の多いものをできる限り避けたいと思っている訳です。それに、バナナの味とグチャクチャの食感も苦手。
洋菓子・キャンディ（ハードキャンディ、金平糖など）
糖分の塊ということでカロリーはもちろん、糖尿病や虫歯に強く関連しています。それに、私は甘いもの全般が苦手なので、食べたいと思ったことが一度もないんです。私の従姉妹にはキャンディ依存症があって歯が虫歯だらけ。チョコレートだけは例外なんだけれど、もし食べるならカカオ95％以上のビターチョコレートや抹茶チョコを選びます。
果実入りのジュース
果実ジュースの糖分が多いので、果物自体を食べた方がいいです。果物には食物繊維の他に色々なビタミンが含まれており、満腹感も得られるので、フルーツ類を摂取するならジュースより果物の方がいいでしょう。日本では果物が欧米に比べたらめっちゃ高くてイギリスのように手軽に食べられるのは難しいだろうけど、ジュースもそんなに安くないんじゃないかな。ジュースよりお茶とかコーヒー、ポッカリスェットなどの無糖・糖分の少ない飲み物の方がいいかと。日本に住んでいた時によくリンゴと蜜柑を買っていたんです。オーストラリアから輸入されたリンゴもふじよりちょっと安かった覚えがあるけど、今はどうでしょうかね。今はイギリスに住んでいるので、ジュースより果物の方が安くて健康にいいので、ジュースを飲む必要はほぼないと思います。
シリアル
欧米の最悪な朝食類と言えば、シリアルです。糖分が高くてスイーツ並みに甘いので、子供には食べさせやすい。でも、栄養が少なくてGI値も高いので、満腹感もあまり得られません。イギリスには糖分の低いShredded Wheat、Bran FlakesやWheetabixという便秘解消✖️食物繊維爆発のブランドがあって食べないことはないけど、朝食にはシリアルより果物、ヨーグルト、卵など栄養の高い食事の方が好きなので、シリアルを食べたいと思ったことはないんです。子供の頃にはよく食べていたけど、大人としてはちょっと子供っぽく見えるし（イギリスでは）、お昼まで持たないかもしれない。
スタバのフラペチーノ
いくつかの支店で私のオーダー（豆乳入りのアメリカーノ）を覚えてくれたぐらいスタバの常連客なんだけど、フラペチーノは飲みません。なぜかというと、クリームや砂糖が多くてカロリーもめっちゃ高いから。シナモンロールフラペチーノとかコットンキャンディフラペチーノなの色々な独特な味が存在しているようだけど、甘い飲み物よりブラックや抹茶のような渋くてちょっと苦味のある飲み物が好みなんです。アラサーにしては渋いとよく言われますが（笑）。
バター・マーガリン
バターとマーガリンはお菓子やケーキにはよく使われているけど、イギリスではトーストやスコーンに塗って食べる人が多いです。食べない理由としては、トランス脂肪酸（悪い脂肪）がたくさん入っており、摂取しすぎると動脈硬化のリスカが高くなります。その上、気付かないうちにカロリーオーバーになって太ってしまう可能性もあるし、全体的に身体に悪いです。
なるべく食べないようにしているもの
たまには食べるけど、月に一回とか特別ばイベントぐらいにしています。
アイス
一番好きなデザートと言えば、断然ダイスで抹茶アイスが堪りません！抹茶自体が大好物の一つなので、抹茶スイーツ全般を避けたくて避けられないんです。毎日ぐらい抹茶を飲むし、本当に大好きな味です。甘いものが苦手な私でも食べられる数少ない味でめっちゃ好きなんだけど、一応砂糖入りの甘いものなので、特別なイベントなどの時でしか食べないようにしています。
和菓子
和菓子は洋菓子ほど悪くはなく甘さも控えめなので、自分にとっては食べやすいしすごく美味しいと思います。特に好きなのは生菓子（おはぎ、餅、羊羹、団子、桜餅、どら焼き、大福、饅頭など）で、粘りの強いもちもちの食感も大好きです。見た目も可愛いし、小豆も気に入っているので、日本へ行くたびに持って帰ります。イギリスでは入手困難なので、食べたくても食べられません。ロンドンには和菓子屋は一応あるけれど、めっちゃくちゃ高いし私はマンチェスターに住んでいるので、日本へ行く時だけに食べます。
乳製品
乳製品より豆乳や豆乳ヨーグルト、豆腐を食べる派なので、乳製品を食べません。イギリスではベーガンやベジタリアンなどの文化がかなり普及されているので、どこのレストランやコーヒーショップへ行っても必ずと言って良いほど植物性ミルクの何種類かが必ず提供されています。豆乳の他にアーモンドミルクやオーツミルク、ココナツミルクなどがあり、健康意識が高い人やベーガンの方たちの中にはかなり人気らしい。
私は別にビーガンではないけど、乳製品を飲むと胃が張ったり腹痛になったりするので、コーヒーに一滴ぐらい以上は摂取しないようにしています（植物性がない場合だけ）。例えば、海外旅行へ行く時に普通の牛乳しかないカフェやホテルなどがほとんどなので、完全に避けられないのが難しい。特にヨーロッパやかアジア、日本にもスタバやTully's、ドトールなど大きなチェイン店以外に牛乳しかないお店がほとんどだと気づいたんです。
葡萄
バナナと同じ理由なんだけどGI値が高くて糖分も多い飴のような果物でございます。でもバナナと違って別に嫌いという訳ではないので、たまにプチおやつとして食べたりはします。
高GIの炭水化物（白パン、ケーキ、白米、パスタなど）
炭水化物を食べるとどうしても胃がめっちゃ張るので、ほとんど食べないんです。もし食べるなら、玄米とかお蕎麦など消化しやすくて健康に良いものを選ぶようにしています。でも、誕生日パーティーや結婚式、英国のアフターヌーンティーなどの特別なイベントなどでは食べたりするので、完全にダメという訳ではないんです。
日本のご飯がめっちゃ美味しいけどイギリスではすごく高くて入手しにくいので、日本へ行く時だけに白米やお寿司を食べたりします。でもイギリスだとお金の無駄な上、日本のように美味しくないので、食べたいと思わないかな。ロンドンなら美味しい日本料理屋さんは結構あると聞いたけど、マンチェスターのレストランのほとんどが欧米化しているしバカ高い。
終わりに
いかがでしたか？びっくりしたかな？私は自分のは中々厳しいので、戸惑う方は多いかもしれない。私の友達や家族にも「生涯ダイエットかよ」ってよく言われたりするんで、私と同じようにしなくても健康的に生きていけます！毎日マクドナルドとクリームたっぷりのフラペチーノさえしなければね（笑）