「お金をとことん増やしたい人のための資産運用術超入門」
コロナで株価が大暴落。大きな損失を産んだ人もいるかもしれません。「投資なんてやらなければよかった」または「投資をやってなくてよかった。と思う人も多いかもしれません。しかし投資をやっていないことで、お金や目には見えないところで損失を大きく生んでいることもあります。
株価大暴落。「投資をしていなくてよかった」と、本当に言い切れる?
先月、私はお金の専門家であるファイナンシャルプランナーの中村芳子さんに、取材で投資の話について聞きました。その中で中村さんはこんなことをおっしゃっていました。「投資はやっておいたほうがいいですよ。投資をすると、世界の経済に目が向くから、今、どんな状態になっているかに自然と意識が向くから。コロナが流行り始めたころ、アメリカ、ヨーロッパ、アジアの株価の動向をチェックしていたら、明らかにおかしい動きをしていたのです。それでアメリカにいた家族に連絡して、すぐに日本に戻るように伝えました。おかげでロックダウン直前に戻ってくることができました」と。
投資をすることで、資産運用のためだけじゃなく世界の動きに目を向けることで幅広い知識と判断能力高まるから、やっておくべきだと中村さんはお話されていました。
そうはいっても、株価が大暴落している今、怖くて買えないという人も多いでしょう。しかし、月々1000円からでき、長期戦でいける「つみたてNISA」だったら、今一時的に損をしても盛り返せるチャンスは大いにあります。
また、投資をしないことで将来的に起きるかもしれない(というか、実際に起きてしまった話を教えてもらいました)損失を防ぐことにもつながります。
今回の記事の中では、「つみたてNISA」について書きましたが、その他の投資法について知りたいという方は、こちらの本をお勧めします。
会社の給料だけに頼っていたら危険。第二のコロナ危機に備えるためにも資産運用を
現在、コロナの影響で仕事が減り、給料も減ってしまったという人も多いと思います。アフターコロナで経済が活性化してくれば、ある程度元の生活水準にまで戻すことはできるかもしれませんが、今回コロナショックのようなものが、また来るかもしれません。そのとき「会社や仕事をして給料をもらう」という方法でまた乗り切れる……とは、とても言い切れないでしょう。
そのときに生活に困らないようにするためにも、働く以外でも資産を作っておくことが非常に重要なのです。とはいえ、株などについてまったく何の知識がない人が始めたら、今は損するだけです。さきほども書きましたが、投資はすぐにでも始めた方がいいとは思いますが、その前に基礎知識が必要です。知識もなくやみくもにやっても損するだけです。
受講生累計51万人を抱える超人気講師が教える資産運用本
そのため投資初心者には、まず基礎的な知識をつけることをおすすめします。「お金をとことん増やしたい人のための資産運用術超入門」を書いた泉正人さんは、お金のスペシャリスト。
「ファイナンシャルアカデミーグループ代表、日本ファイナンシャルアカデミー株式会社代表取締役、一般社団法人金融学習協会理事長。日本初の商標登録サイトを立ち上げたあと、自らの経験から金融経済教育の必要性を感じて、2002年にファイナンシャルアカデミーを創立し、代表に就任する。身近な生活のお金から、会計、経済、資産運用に至るまで、独自の体系的なカリキュラムを構築。東京・大阪・ニューヨークでスクール運営を行う。義務教育では教わることのなかったお金との正しい付き合い方を伝えることを通じ、より多くの人に真に豊かで、ゆとりある人生を送ってもらうための金融経済教育の定着を目指している」(アマゾン著者ページより)
わかりやすい図解とともに、株式、債券、不動産、商品、投資信託、現預金から話題のiDeCoとNISAまでを「PD CAメソッド」を使って、とても丁寧に解説されています。「投資をしたいけど、なにからはじめたらいいかわからない」「自分にあった投資はどれか疑問」という人は、まずはこの本からっ読み始めてみてください。