北京経由(Air China)でトルコ往復7万円!エアチケットを年間最安値で取る方法
いつもフィリピンに行っていたのですが、今回は初めてトルコに行くことに。フィリピン・セブ島までの往復エアチケットは約5万円ほどですが、中東にあるトルコまでは高いイメージ。3月くらいにあるサイトで調べたら往復15万円ほどの価格になっていて、やっぱり高いかもと思ったのですが、よく調べたら10万円を切るものもたくさんありました。
年間を通して最安値でエアチケットを取る方法と、今回、トルコのイスタンブールに行くのに利用した航空会社Air Chinaの感想も書いておきます。次回のブログから、トルコ滞在記を紹介していきます。
一年で最安値のエアチケットを予約する方法
日本からトルコのイスタンブールまで、飛行機で15時間ほどかかります。今回、東京国際空港(羽田)から中国の首都、北京空港経由でイスタンブールまでの往復航空券を購入しました。
Skyscannerで最安値チケットを探す
私はいつも航空券を購入する際には、Skyscanner、Kiwi.com、Trip.comなどのサイトで格安航空券を探して購入しています。今回は、航空券をより安くお得に購入する方法を紹介します。
1つ目は、Skyscannerを使って、より安いチケットを購入する方法です。まずSkyscannerのサイトで行きたい国の空港を指定。たとえば東京から出発する場合、通常は成田空港、または羽田空港をしてするところですが、ここではあえて空港を指定せず「東京」とのみ入力します。これによって羽田、成田空港ともに検索にひっかかり、自分にとってより使い勝手がよく、安いチケットを探すことができます。
さらに、「日付を変更可能」にして検索すると、年間で最安値のエアチケットが表示されます。これで一年で一番安い日に旅行することが可能です。
ちなみに、私は6月に羽田からトルコのイスタンブール(IST)までの往復で7万円(Air China、機内持ち込み23㎏×2、手荷物5㎏、北京経由で23時間/北京経由で15時間)でした。ここにエアチケットの変更可、座席指定、燃油サーチャージなどを含めて、トータル10万円になりました。
以前はエアチケットの変更可能オプションに追加料金を支払っていませんでしたが、以前、フィリピンで乗り継ぎ便が不可能になり、結果として3回チケットを変更する必要があり、合計で10万円の損失が出ました。この経験から、今後はチケット変更可能なオプションを選ぶことにしました。
ハピタスなどのポイントサイトを経由する
エアチケットをお得に取得するための2つ目の方法は、ハピタスなどのポイントサイトを経由すること。ハピタスではSkyscannerは使えなかったものの、Torip.comでチケットを取る際にはポイントが獲得できます。私がトルコの国内線のエアチケットを取った時、Torip.comで0.6%ポイント還元されました。
3月に福岡に行ったときJALのエアチケットを取る際、ハピタス経由でソラハピサイトを使ったら2000円分のポイントが還元されました。
ハピネスは、楽天市場、ユニクロ、ブッキングドットコム、アゴダなどのサイトで買い物をする際に経由すると、買い物額に応じてポイントが獲得できるので、とってもお得です。私は、旅行先のホテルの予約には、かならずハピタスを経由します。それによって数千万円から数万円分のポイントが貯まります。日常的に使って慣れておくことがをお勧めします。
パスポートを忘れて、搭乗締め切りまで残り10分……
さて、トルコへの旅ですが、実は出発の日あろうことかパスポートを自宅に忘れてしまうという大失態を犯しまして…。出かける前に自宅でパスポートをプリントして忘れてしまったことが原因でした。しかも、運悪く通常なら3時間前に空港に到着するにもかかわらず、この日は眼科によらなければいけなくて、空港についたのが出発2時間前。
慌てて自宅に連絡し、たまたま家にいた長男に頼んでタクシーで届けてもらいました。空港の職員には事情を話したものの、出発40分前までしか待てないと言われて…。その時点でもうアウトかと思ったものの、長男が乗ったタクシーの運転手さんが超ベテランの方で、安全運転をしながらもいそいでくれたため、なんとか出発50分前にパスポートを届けてもらうことができました。長男には、タクシー代+5000円払って、深くお礼しました。タクシー会社にもお礼の電話を入れておきました。みなさんありがとう!
初めてのAir China航空。乗り心地は?
今回利用した航空会社は、中国の主要な航空会社の1つ、Air China。私が乗ったのはエコノミークラスですが、標準的なエコノミーシートで、座席ピッチ(前後の間隔)は、標準的な広さでした。ブランケットなどもついていて、座席の座り心地も良いほうだと思います。私が搭乗した時はほとんど人がいなかったのですが、出発前には満席になってました。
座席前にはモニターもついていて、映画などを見られるようになっていました。ただ、私のモニターはイヤホンをつけても音が出ず、見たい映画もなかったので客室乗務員にいうことなく、代わりに読書をしていました。
機内食は1回出て、豚肉と野菜、パスタなどが入ったメインディッシュと、ハム、サラダのサイドディッシュ、フルーツとヨーグルトがありました。食事はちょうどよい温度に保温されていて、おいしくいただきました。
客室乗務員からは、毎回、中国語で話しかけられたのですが、私はまったく中国語がわからず。英語で対応してもらいました。
羽田から北京首都国際空港まで3時間40分のフライト
トルコのイスタンブールに行くのに途中、乗り継ぎで使ったのが中国の北京首都国際空港。羽田から3時間40分のフライトでした。北京には、首都国際空港(PEK)と北京大興国際空港(PKX)、2つの空港があります。首都国際空港は、国際便、国内便ともに多く、中国国内最大規模、世界第三規模のハブ空港と言われています。
「I LOVE Beijinj」(I love 北京)」のモニュメントの前で、何人かの人たちが記念撮影をしていました。
中国の北京首都国際空港では、多くの側面がガラス張りになっていて、飛行機の離発着が見えるだけでなく、自然光が差し込むことで空港内が明るくなっています。また、天井も外光を取り込む設計となっているため、無機質になりがちな空港に自然の要素を取り入れた明るくナチュラルな雰囲気でした。
デザイン性でも高く評価!北京首都国際空港
北京首都国際空港(第3ターミナル)のデザインを手掛けたのは、イギリスを代表する建築家ノーマン・フォスター卿(Sir Norman Foster)。1999年に建築界で最も権威のあるプリツカー賞を受賞、2009年にはイギリス女王からナイトの称号を授与されています。環境への配慮と持続可能なデザインが特徴です。ほかにも、カリフォルニア州クパチーノにあるアップル社の本社ビルを手掛けたことでも有名な建築家です。
9時間の乗り換え時間をどう過ごすか
北京首都国際空港についてから次のフライトまで約9時間。空港近くのホテルを予約して滞在しても良かったのですが、初めての空港で勝手がわからないところを変に移動して迷いたくなかったので、空港内にいることに。
食う国内では、中国料理をはじめ、和食、洋食、ファストフード、カフェなど、さまざまなジャンルの飲食店が揃っています。ただし、私が訪れた日は、閑散期だったからか飲食店やショップの大半が閉まっていたので利用できる店舗は限られていました。
一部のレストランでは、飛行機の離発着など、外の景色を眺めながら食事を楽しむことができます。
私が訪れたのは、ピザハットのレストラン。日本ではピザハットといえば、宅配ピザのイメージがありますが、北京首都国際空港では店内で焼きたてのピザが食べられます。詳しいサイズや価格は覚えていませんが、日本円で1500円ほどでピザ1枚とラージサイズのラテがいただけました。ピザが食べきれない場合は、持ち帰り用の箱に入れてくれました。こちらのお店は現地時間の午後7時に閉店だったので、行く場合は注意してください。
空港内のスターバックスは24時間営業でした。出発ロビー付近にあったため、利用する人にとってはとても便利だと思います。定番のコーヒーやラテのほかに、中国限定のドリンクやフードアイテムなども販売していました。
スターバックスといえば各国限定のタンブラーが人気。お土産として買っていく人も多いかもしれませんね。
9時間の滞在時間は、長いようで意外とそうでもなく。私の場合は食事をして、読書をして、YouTubeを見ているうちに終わりました。
ラウンジを利用して待ち時間を有意義に過ごす
今回私は利用していませんが、北京首都国際空港第3ターミナルにはAir Chaina ファースト&ビジネスクラス ラウンジ、キャセイパシフィック ラウンジ、ANAラウンジ、中国南方航空ラウンジ、プレミアム ラウンジなど、複数のラウンジがあります。ビジネス設備があったり、シャワー、食事が楽しめたりするので、次のフライトまでの待ち時間を唯意義に過ごすなら、ステータスにあったラウンジを利用するのもおすすめです。
深夜便、または早朝便は座席指定がおすすめ
Air Chainaのエアチケットを予約する際、座席指定をすると1便1500円ほどかかりましたが、北京からイスタンブールに行く際と、イスタンブールから北京に戻る際は座席指定をしました。なぜなら北京を深夜に出発するため北京の夜景が見えること。イスタンブールには翌朝8時の到着だったため、機内から朝焼けなどが見られるかもと思ったからです。
予定通り北京の夜景と、朝日が昇るときの様子が窓から見ることができました。外の景色を楽しみたい人は、お金を払って座席指定にすることをお勧めします。
こちらはイスタンブールに向かう途中のカザフスタン上空の朝の光景。海にいくつかの船が浮かんでいて、そこに朝日が照らされて、とても幻想的な感じでした。
座席前のモニターで現在の飛行位置を確認できるので、窓の外の景色と比べてみるとおもしろいかもしれません。
北京からイスタンブールに向かう際、朝5時頃に起きている人だけに軽食が配られました。ツナ入りサンドイッチとカップケーキ、ヨーグルトが出ましたが、サンドイッチもカップケーキもパサパサしていて、ちょっと食べにくかったです。
朝6時過ぎには、おかゆとパンセットが配られました。こちらは肉も選択できたと思います。中華がゆは味はうすかったものの、もちもちしておいしかったです。ほかにパン、煮卵とスイカ、ヨーグルトがついていて、早朝からおなかいっぱいでした。
世界最大規模のグローバルな航空ハブを目指すイスタンブール空港(IST)
トルコのイスタンブールには、予定より1時間早く朝の7時に到着しました。日本の羽田空港を前日の午後2時に出発し、羽田から3時間40分かけて北京空港まで移動。その後北京空港で9時間滞在。翌朝7時過ぎに11時間かけてトルコのイスタンブールに到着。トータル23時間の旅でしたが、意外と退屈せず過ごせた印象です。トルコからの帰国の際には、時差の関係と、北京での乗り継ぎが2時間ということもあり、トータル15時間でつく予定です。
イスタンブールには、イスタンブール空港(IST)のほかに、サビハ・ギョクチェン国際空港(SAW)があり、主に国内線と近場の国際線の離発着があります。今回、私はイスタンブールで2日間滞在したあと、トルコ国内のイズミルに向かう予定なので、ISTからSAWに乗り換えてLCCを使っていくと安く行けそうです。日本からイズミルまでの便も出ていますが、乗り換え便になってもIST経由だと高くなるかもしれません。
ちなみに、ISTからSAWまでは電車を乗り継いで2時間ほどかかりますが、旅慣れている人なら問題なく移動できると思います。旅慣れていない人は、ISTからの乗り換えをお勧めします。
空港の両替所は高いのか
よく海外に行く際に、空港で両替すると高いから、街中の両替所をつかったほうがいいという話を聞きます。私は、フィリピンとトルコでしか両替所を探したことがないのでわかりませんが、私の場合はどちらも空港(到着ロビーを出た後の空港内の両替所)と、街の両替所はほぼ手数料が変わりませんでした。
トルコでいえば、空港の到着ゲートを降りたところにあった両替所では、1万円=1,600TLほどでしたが、到着ゲートを出てタクシー乗り場付近の両替所(QNB)は1万円=2,000TRYほどでした。ネット(ex)でレートを調べたところ、この日のレートは1万円=2,000TRYくらいだったので、外の両替所で換金しました。
ちなみに、フィリピンの場合は、やはり空港の到着ゲートを出た後の窓口と、フィリピン・セブ島のローカルスーパーマーケット内の両替所はほぼ同じレート。セブ島の巨大ショッピングモール、アヤラ施設内の両替所は高かったです。
ほかにも、両替をする際には日本出国前にインターネット経由で外貨宅配を使うと安くなると言われているので、調べてみてください。
ほかにも、トルコの場合は主要都市では円からトルコ通貨のTRYに交換できますが、地方に行くと円の取り扱いがないところもあります。そのため必要に応じて円をドルに換えて持っていくことをおすすめします。
次回からは、トルコのイスタンブール探索について紹介していきます。