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社員インタビュー:ベテランが考える"コンサルティング"とは

皆さん、こんにちは!LASINVA広報担当です。

今回は、LASINVAのコンサル(シニアマネージャー)である山下修さんへインタビューを行いました。

山下さんは、早い段階から弊社に参画し、多くの案件で高いパフォーマンスを発揮しているコンサルメンバーです。

そんな山下さんの目から見たLASINVAに対する率直な意見やこれまでの経歴をもとに想いを語っていただきます。

コンサルタントとしての転職をご検討中の方にとって、非常に参考になる記事となっていますので、是非ご一読ください!


まずは自己紹介をお願いします!

お客様目線と向上心が表れている一言

こんにちは。シニアマネジャーの山下修です!

デジタル化、IT高度化、ITガバナンス構築など、お客さまの「変わりたい」「良くしたい」を支援するシステムコンサルタントです。

コンピューターメーカーでシステム基盤のSEとしてシステム導入、移行のプロジェクトなどを経験した後、クラウドのコンサルタントとして、従来型のシステムからクラウドへの移行を手段としたお客さまのデジタル化を支援してきました。

LVに入った経緯を教えてください!

入社を決めた頃のLASINVAはコンサルタントの社員もわずかで、スタートアップに入ったら自分が変われるのか試してみたくなりました。

前職までは会社のブランド力に無意識に頼るところがあったかもしれません。

もし後ろ盾がなかったらお客さまは自分とどう接してくれるのかに興味がありました。

なお、転職によって仕事が変わったという意識はありません。

個人的には、仕事内容が大きく変わったのは、1社目にSEからコンサルタントになったときでした。

要求されたものを作る仕事と、お客さまの行動を促す仕事。同じITを扱っていても違う分野にいるような気分でした。

その後は、どこに所属しているかは正直なところあまり関係ありませんでした。

プロジェクトを変わることで新しい世界に飛び込んだり、過去の経験を進化させた形で提供したりしています。

今はどのような業務をされてるんですか?

集中して作業に取り組む様子

近年は大企業のシステム企画部門をお客さまとしたコンサルティングに従事しています。

担当領域はITシステム企画、IT調達業務、ITセキュリティ評価、マスタープラン作成、ITガバナンス構築、ベンダー管理などの支援です。

お客さまの「やりたい」をくみ取って自ら資料にすることもあります。

一方で、委託業先が作るものが適切かを第三者の立場で評価し、改善を提案することもあります。

ITシステムライフサイクルの戦略から開発、導入、運営まで、すべての局面を複数回経験しました。

新しい案件も、昔の体験に重ねながら見てみると課題やリスクが見えてきます。

・次に備えて今やっておくべきこと。

・このまま放置したら危険なこと。

目の前の定常業務もこなしますが、次の局面を見据えて今すべきことが何かを提案することを心がけています。

どんなところに仕事のやりがいを感じますか?

お客さまがやりたいことは以前に比べれば具体的で、熱意を持っていらっしゃいます。

しかし、実現には何らかの壁があります。

・今を守る仕事に精一杯で、次を考える余裕がない。

・今の組織文化では言い出しにくい。

・相談できるスタッフが社内にいない。

・委託業者との付き合い方を変えられない。

そんな中で第三者として中立な立場で、そっと背中を押してあげる。

あるいは将来の絵姿を示してみる。

お客さま自身のよいところを自覚していただき、より伸ばしていただく。

お客さまが変革する上で触媒のような役割を担えるところに自分の存在意義を感じています。

LVに入ってみて良かった点・課題に感じる点はありますか?

役員の原田ともフラットに会話する

LASINVAでは、営業活動はBusiness Directorが担います。

彼らは新規案件の発掘はもちろん、私自身が発掘した案件の条件交渉や契約事務を引き受けてくれます。

お客さまとの営業面での関係維持、発展など相談に乗ってくれます。

既契約の契約終了直前は作業のピークを迎えることがありますが、当社のデリバリーは終盤もクライアントにじっくり向き合えます。

一方、得意な領域をBDにしっかりと理解してもらっているので、自分にマッチする案件へアサインされがちです。

お客さまへは違うこともできることを訴求したいですし、社内にも自分をわかってもらう必要があります。

個人的には課題ですが、自らの専門を突き詰めたい方にとっては、これはデメリットではなく、最高の環境だと思います。

LVの中で強く印象に残っている仕事はなんですか?

屋上にてリフレッシュする様子

コンサルタントが悩めるお客さまに出す処方箋はひとつではありません。

これさえ飲めば大丈夫という薬は存在しないのです。

コンサルタントというと、抽象的な絵を描いて安全圏からものを言うだけの人と揶揄されることがありますが、提言だけでは世の中は変わりません。

お客さまにやってもらえるようになるには、自分たちでやってみせて、できることを示す必要がある場合もあります。

LASINVAがまだ駆け出しだった頃、これをやらなければいけない、と思って周りを見渡した結果、自分しかいないことがわかりました。

具体的な製品の話は伏せますが、勉強するところから始めてひとりでやり切りました。

どちらかと言うと苦手な分野でしたが、できないことはないもんですね。

今ではプロフェッショナルが集まっているので、これから入る方はこういう苦労は減るとは思います。

大きな組織で仕事をしていると、その組織の枠にはめられることがあります。

やりたい仕事、できる仕事、売りやすい仕事、売れと言われる仕事、できない仕事。

LASINVAでは、そういう分類はいったん忘れて、お客さまにとって本当に必要な仕事を引き受けるのです。

その中にやりたい仕事があればうれしいですが、上に書いた通りやってみたらできた仕事はおもしろいものです。

今後、どんな仕事にチャレンジしていきたいですか?

やりたいことはたくさんあります。

IT変革の枠にはまらず、ビジネス変革や組織改革も支援できたらと思います。

そのツールとしてITを提案することができるでしょう。

サービス創出にも興味があります。

様々な業界のお客さまを担当してきましたが、近年では特定の業界に偏っているので新しい業界にもチャレンジしてみたいです。

もちろん、リピートオーダーも心からお待ち申し上げます!

現在のLASINVAはワンプール制なので、次の案件がいい意味でも悪い意味でも決まっていません。

成長できる案件とのご縁があればうれしいです。

最後に採用希望者の方へメッセージをお願いします!

今の仕事で変えたいと思うことがあったら、当社の採用担当とよく相談してみていただきたいです。

同じ組織にいては時間がかかることを、環境を変えることで早期に実現させるきっかけにすることができるでしょう。

一方、現在同じ業界にいて、前職と同じ仕事のやり方が通用しないかもしれないと不安だと思いますが、悩む必要はありません。

結果的に、案件の個性によって仕事の仕方が変わることがもちろんあります。

ただし、同じ業界からの転職であれば、所属の違いや会社の大小は思ったほど影響しないものだと感じました。

このまま同じ仕事を続けていていいのだろうかと悩む方にとっては、きっと、あなたを変える案件が見つかると思います。

一緒に働けるのを心待ちにしています。

***

―山下修さん、ありがとうございました!

  • 当社のコンサルタント職に興味をお持ちいただいている方

  • 当社にご興味をお持ちいただいている方

今回の記事でイメージを深めていただけたようであれば、とてもうれしく思います!

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