なぜ「書くこと」はやめられないのか
はじめに
「書くこと」については、たびたび注目される。手を動かして書くこと。私もよく、「ジャーナリングタイム」をもうけて、日頃の何でもないことをひたすら書いたりする。書くことで、何かが変わるときもあれば、変わらないときもあるのだが、頭はクリアになるのは間違いない。
今回は「書くこと」について、少し掘り下げて考えてみようではないか。
どんなときに書きたくなるのか
私はよく書くことをするのだが、ではどういうときに「書きたい!」と思うのだろうか。
例えばこんなときだ。
なんだか分からないものにモヤモヤするとき
最近ついてないなぁと感じたとき
感傷的な気分になったとき
何かの答えを見つけたいとき
このようなときに書きたくなる。
書く理由は、人それぞれだろう。しかし「書くこと」をやめられないのは、何かしらの理由があるはずだ。
なぜ書くのか
頭で考えても良さそうなことを、あえて紙に書く私。なんでこんな面倒なことしてるんだろう。そこで、なぜ私は書いているのか、考えてみた。
ゆっくりと考えごとをしたいから
どういう経緯でこの考えに至ったか知りたいから
あとで見直したいから
書くことは、頭で考えるより、まとめやすいなと感じる。
それは、やることを大量に抱えているときによーく実感するだろう。
今日やることを箇条書きにすると、とても分かりやすい。頭で考えているときには、あんなにパンクしそうだった頭の中が、書くことでどんどんクリアになっていく。
また、頭で考えたことは、浮かんでは消えてゆく。また思い出したいときに、忘れていることが多いので、思い出すのに時間がかかる。
さらに、書き殴って捨てる場合もあると思うが、私はたいてい書いたものは一定期間保管しておく。あとで見返すと、今の自分の励みになるのだ。
「あの時はこんなこと考えていたのか〜」
「自分、ちゃんと頑張ってきたジャン!」
また、考えていることがいつも同じだったりする。
過去に書いたことを見ると、考え方が全然変わっていなかったり、同じことで何度も何度も悩み続けていたりした。
書かなければ、分からないことだらけである。
どういうふうに書いているのか
ここで、私の普段のジャーナリング方法を簡単にお伝えしよう。
私は一定期間保管する関係で、いつもB5サイズのルーズリーフを使用している。
まずは青ペンで、今日考えたいことを書く。
「最近どんな気分?」
「昨日はどんなことした?」
「最近引っかかっている自分や他人の行動は?」
「自分のこういうところを直したい」
書くことはなんでもいい。テーマが思いつかなくても、「テーマが思いつかん」なんていうテーマで進めてしまえばいい。
あとは普段頭で考えていることを、ひたすら手を動かして書くだけだ。きれいごとはいらない。どうせ自分しか見ないのだから、思いっきり自分の胸の内を吐き出せばいい。
答えは出なくてもいい。書いて吐き出すことに意味があるから。
すると、びっくりするだろう。なんだか清々しいぞ。
おわりに
今回は「書くこと」について、自分で考えたことをまとめてみた。
うーん、書くことは、素晴らしい。人間が文字を習得したことでできた、デトックス方法であろう。
これからも私は書くことをやめられないし、きっと人にも勧めていくと思う。
まぁこんな感じでnoteに書いてみたけれど、文章をうまく綴るって、難しい。
書いては消して、また書いて、消して。
その繰り返しでなんとかここまで書いたけれど、分かったことは一つ。
文章はカッコつけない方が、うまく書ける。