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秋華賞(GⅠ)、期待馬と今週の予告:猫の予想指数

1.牝馬三冠最終戦!

秋の京都開催も2週目!今週は牝馬三冠最終戦の秋華賞!

牡馬クラシックとは異なり、2冠目のオークスから距離が400m短い2000mで争うこの一戦。
近年は春の牝馬クラシック2冠での好走馬がそのまま秋の秋華賞でも好走する傾向が見て取れるけれど、今年の秋華賞も出走メンバーから考えるとその可能性は高そう。

紫苑Sはオークス14着のミアネーロが2着に入っていて、1着がフローラS4着でオークス9着のアドマイヤベルに負けているクリスマスパレード、3着がオークス12着のコガネノソラにクイーンSで負けているボンドガールと、勝ったクリスマスパレードでさえ春の時点ではオークスに出て掲示板に乗っていないお馬さんに完敗しているので、紫苑Sの出走馬のレベルはオークス上位組と比べれば低かったとみるにゃ。

もう一つのステップレースのローズSはオークス4着のクイーンズウォークが完勝、2着が春のクラシック戦線に乗れなかったチェレスタ、3着が桜花賞8着セキトバイースト、4着がオークス16着タガノエルピーダと春のクラシック上位馬との比較で言えば、そのレベルまで追いついているとは思えないにゃ。

となると、馬券的には固く収まりそうだけど、そこはまだまだ幼い3歳牝馬。事前の想定オッズとにらめっこしてみると、3頭は馬券内好走がありそうと思えるので、期待馬として紹介するにゃ。

2.秋華賞 レース考察と期待馬3頭

今回、展開的には7割がたセキトバイーストが逃げを打つことになりそうで、その後ろに前走紫苑Sで2番手追走してレコード勝ちしたクリスマスパレード、オークス5着のランスオフクイーン、その後ろにタガノエルピーダやクイーンズウォークが続いて、中団にステレンボッシュ、チェルビニアあたりの有力馬が虎視眈々と息を整えているような隊列想定がオーソドックスな考えだと思うにゃ。

秋華賞の傾向的にGⅠということで前半のポジション取りが激しくなりやすいからか前傾ラップになりがちで、それなりに前目に行く馬が多い今年も同じ傾向を引き継いで、中団からの差しも決まりそうな感じにゃ。

そういう展開になったときに、穴をあけそうと思うのが今から紹介する3頭にゃ。
想定オッズはネットケイバさんのものを参考にしているにゃ。

(1)ランスオブクイーン(想定オッズ7番人気 20.4倍)
実はオークスではクイーンズウォークに続く5着のランスブクイーン。
オークス時は本賞金400万円の1勝馬にもかかわらず、陣営としても長い距離に適性がありそうと感じて追加登録料を支払ってでも出ることにしたようにゃ。
実際レースも積極的に位置を取って、暴走気味に逃げたヴィントシュティレとショウナンマヌエラからだいぶ離れた集団の先頭をタガノエルピーダと追走。
4コーナー出口では逃げ2頭がスタミナをなくして下がってくるところを捌いてクイーンズウォークとの競り合いに。
結局、レース自体は中団から、またはもう少し後ろに構えていたステレンボッシュとチェルヴィニアが追い込んできてワンツー。
3着はもっと後ろから追い込んできたライトバックが食い込んできたので、結局は後ろ有利の展開だったけど、この馬より前でレースを進めたお馬さんは逆噴射でしているし、何より同じポジションに構えていたタガノエルピーダが16着に沈んだにもかかわらず、ランスオブクイーンは5着に踏みとどまったのは相当強い競馬をしたと思うにゃ。
前走の夕月特別の3着はその時の川田ジョッキーが安全運転しすぎたもの。1.3倍とはいえ中京の4コーナーで外回すのはロスが大きい乗り方。ローズSでレガレイラが負けたのと同じ負け方。この条件戦3着が嫌われて人気が上がらないなら、妙みアリと感じるにゃ。

(2)セキトバイースト(想定オッズ9番人気 30.2倍)
春のクラシック戦線からもう一頭セキトバイーストをピックアップ。
最初の考察で触れたとおり、展開的には単騎で隊列の前で引っ張ることになるだろうけど、今回、逃げ馬がセキトバイースト以外不在だけにかなり有利な条件。
垂れる前に最終コーナーに入れれば理想的な形で、チューリップ賞やローズSのような粘り込める道はありそう。
正直、2強にかなうレベル感は無いけど、3着内はありそうなので推しておくにゃ。

(3)アドマイヤベル(想定オッズ8番人気 28.1倍)
前哨戦の結果かから見て、順調に夏を越してきたのならこのお馬さんにも妙味ありの状態ではないかと思うにゃ。
オークスでの9着はランスオブクイーン以上の掲示板組からははっきりと離された結果だけれども、それまでの戦績は全て馬券内好走。
2走前のフローラSでは今回も出走するクリスマスパレードに勝っているし、4走前の百日草特別ではセントライト記念を勝ったアーバンシックと0.4秒差と、順調に育ってきていれば、ここで通用しても不思議ではないにゃ。
現状、単勝オッズ30倍付くのであればクリスマスパレードあたりとの比較でかなり妙味のある状態となっているし、三連系の3列目に入れておくと良いと思うにゃ。

3.まとめと予告

正直、オークス上位組、3強と言われているけれど、戦績的にはステレンボッシュとチェルヴィニアが抜けていて、ローズS勝ちを踏まえても、クイーンズウォークは3番手と考えているにゃ。

敢えて、期待の3頭には挙げなかったけど、ボンドガールは鞍上のユタカさんが怖いし、そのボンドガールに勝っているクリスマスパレード・コガネノソラも見方によっては浮上する要素はあり。それでも、オークス出走馬との比較でやっぱり見劣りがするし、去年のマスクトディーヴァ・ブレイディヴェーグのような強烈なイメージを抱かせるわけでは無いので、やっぱり勝馬はオークスの上位2頭で、それ以下の順位を多数で争うことになると思うにゃ。

いつものとおり、予想指数は当日午前中にアップするにゃ。
この記事見ていただいた方のお役に少しでも立てればうれしいにゃ。
今年の3歳牝馬三冠最終戦、みんなで楽しみに待とうにゃ。

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