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公式note開設2年。PV等の数字を全公開!

2023年10月末で、LAPRAS BACKBONEを立ち上げて1年が過ぎました。この1年、編集部にも色々な変化がありましたが、読者の皆さんのおかげで、無事に2周年を迎えることができました。

そこで、1周年同様に、ニッチな領域のスタートアップがnote2年目にどのようにnoteを運用してきたのか、どんな結果だったのかを赤裸々に共有させていただきます。

noteを始めたきっかけと目標

2021年10月28日に、私たちはnoteを始めました。LAPRASで課題に立ち向かっていくメンバーの姿を発信することで、今悩んでいるエンジニアの方・採用担当者の方、最終的にはそれ以外のすべての働く方に、少しでもヒントになるものを届けられるようになるというのが、noteを運営していくにあたっての目標としていました。

その後、1年目である程度の「型」ができ、投稿のペースを掴むことで、まずは1年間運用を続けることができました。

その後、会社の状況に応じてメディアの立ち位置が変わったり、メンバーの出入りがある中で毎月の投稿数を一定に保ったり、運用の振り返りができるように工夫したり等、また1年目とは違う工夫や大変さがあった2年目でした。

LAPRAS BACKBONE2年目の結果

まずは数字から見ていきましょう。運用2年目(直近1年)の結果はこのようになりました。

<LAPRAS BACKBONE 2年目の結果>  
記事掲載数:34本(24本)
累計PV:48,000PV(20,000PV)
累計スキ:1,160スキ(1,100スキ)

*()は前年の数字

ある程度の型が決まり、執筆のペースができたことで、去年よりも10本も多い記事が出せていました。また、記事の増加以上に、PVが非常に増えており、前年の2.5倍近くの数字になっていました。色んな方に読んでいただけて、嬉しい限りです!!

一方で、累計のスキの数はあまり増えておらず、読んだ方に「スキ」していただけるような記事については、まだまだ工夫の余地がありそうです。

新規記事のPVについては、11月以降は大体毎月2000PV前後で安定していました。記事の数は後半は減っていたのですが、それでも安定しているのは、過去に書いた記事が継続的に読まれているということかと思います。去年の同時期に比べると、圧倒的に安定しているのが分かります。

一方で、読了率は30%前後で前年とほぼ変わらずでした。「スキ」の数もそうですが、記事を見つけて開いてもらった後に、最後まで読み切ってもらったり、良い読後感を持ってもらうためには、もう少し工夫が必要そうです。

LAPRAS BACKBONE2年間合計の結果

せっかくなので、2年分の結果もまとめて見ていきたいと思います。

去年から比べると、PVが1.5倍になり、編集部一同非常に嬉しいです。

また、人気記事の上位ランキングはこのような形で、1年前に出した「1周年の振り返り記事」がかなり幅広く読んでいただけたようです。

上位4位までは、1年以上前の記事が並びました。やはりnoteは書いた後すぐだけでなく、しばらく経ってからも長期に及んでみられるような傾向にあるようです。ライターとしては、過去の努力が後で報われるような気持ちになります。

一方で、1年分掲載期間が短いにも関わらず、Slackの絵文字ランキングの記事が5位に入りました。これは、編集部としても一安心です笑

また、6位までは1000PV以上、500PV以上の記事が21記事ということで、会社の知名度や規模に関係なく、noteに記事を書き続けることで、色々な方に見ていただけるチャンスがあるということが分かります。

2年目の試行錯誤

実はnote運用が2年目になり「会社の状況に応じて、メディアの立ち位置を変える」必要が出てきて、この1年も試行錯誤を繰り返した1年ではありました。

採用広報目的→事業推進&インナーコミュニケーション目的へ

noteを続けている理由の一つに「採用広報」の役割があったのですが、今までの記事のおかげもあり、2年目の前半で採用が概ね充足しました。その結果、「事業の裏側をお客さんに伝えて、親しみを持ってもらう」コンテンツや、「オープン社内報」のコンテンツが必要となりました。

その結果「LAPRASの裏側」というマガジンを本格稼働させ、機能やイベント登壇等の裏側を社内外に発信するという試みを始めました。

「裏側シリーズ」は、フルリモートの弊社のインナーコミュニケーションにおいて、従業員間の相互理解を深めるという点で、思っていた以上の効果を発揮しました。機能のリリース等のキラキラした側面だけでなく、その裏側にあるストーリーを知ってもらうことで、他の部署のメンバーにも仕事内容やプロダクトにかける想い等を知ってもらうきっかけとなりました。

リソースを事業推進へ→他のメディアとの兼任

全社としても採用充足でメンバーが揃ったことで「事業推進」に力を入れることになりました。その結果、一部メンバーが事業側のオウンドメディアも兼任することになり、結果としてBACKBONEの更新頻度は少し下げることになりました。

noteで得た知見は別メディアでも活かせるものであり、note運営メンバーが獲得したのはオウンドメディア全般に活かせるノウハウになり、重要な社内の強みになりました。編集部としては、BACKBONEの更新頻度を下げる判断をするのは悲しい思いもありましたが、いつかまたフルパワーで再開できるように毎月の投稿は続けつつ、会社のフェーズや課題に応じてメディアの立ち位置やリソースのかけ方を変えるのは重要だということもわかりました。

記事ごとの狙いを定めた→狙いが外れた記事がわかるように

2年目の今年は、編集部内で記事別に狙いを定めてから記事を作るようになり、今まではなんとなく運用していたものが「狙っていた通りだった」「狙った通りに行かなかった」というような反省ができるようになりました。

そんな中で、やはり「狙い通りに行かなかった」という記事が出てきてしまい、振り返っても「どうしてこの記事が当たらなかったのだろう…」と悩むばかりで、次に活かすのが難しいという場面もありました。

最終的にはnote proのなんでも相談室に駆け込んで、色々とアドバイスをいただいたのですが、狙いが定まったが故に、外れた時のインパクトも大きなものとなりました。

他にも、8種類くらいに増えてしまったマガジンを4種類に整理したり、バナーのデザインを全体で統一するのをやめて、マガジン毎に変えるようにしたりと、色々と試行錯誤を重ねた2年目でした。

2年目の振り返り

一方で、嬉しいこともたくさんありました。例えば、「note pro運営がすてきと感じた法人note」に去年は1記事だったのが、今年は3記事も選んでいただきました。ピックされた時には、編集部一同毎回大喜びしています。

また、会社としてSNSアカウントが新しく増え、他社の採用担当の方向けにも記事を届ける機会が増えたのも、嬉しかったです。

編集部の感想

会社としての立ち位置が変わったこともあり、去年に比べると運営メンバーも編集長・副編集長の2名に減りました。そんな中で改めてここ1年を振り返った感想と、今後の抱負を聞いてみました。

1年間で印象に残っていることは何ですか?

飯田:デザイナーの方がチームに入ってくれたことで、アイキャッチがとってもかっこ良くなったのはすごく印象に残っています。愛猫座談会とか、オフサイトとかのアイキャッチは、提案もらった時に、とてもテンションが上がりました。いいデザインをもらえると、記事のライティングも、もっと頑張ろう!!とモチベが湧きました。

飯田:また、1年運営を続けたことで、社内のみんなが「LAPRAS BACKBONE」というものを認識してくれたので、2年目は取材の打診が非常にしやすく、『取材してほしい』と逆に言ってもらえることも増えて、嬉しかったです。特にキャリア図鑑は、社員半分以上にインタビューしたことで、『次は自分ですね』くらいの感覚で皆さんが応じてくれるようになりました。いつも協力してもらえて、非常に感謝しています。

飯田:あとは、白旗宣言の記事は、自分が勝手に思いついて記事を書き、編集会議に通したら通って、公開後も社内外から反響をもらえたので、とても嬉しかった記憶があります。

大西:私も、白旗宣言の記事は結構印象に残っていて、飯田さんから言われて、夜のオフィスで一人カメラを立てて、白旗を上げる画像を撮ったので…これで何の反応もなかったら悲しかったので、面白がってもらえて良かったです!これも、デザイナーさんが特徴的なアイキャッチを作ってくれたので、成立した企画の1つだと思います。

noteの運用で気をつけていることは何ですか?

大西:個人的に気をつけていたことは、デザインでもライティングでも、基準を決めすぎないこと。何がウケるかはわかりません。だから正解もないというスタンスで考えています。直近の成功パターンは意識しつつも必ずしもそれがずっとうまく行くとは思わないようにして、変化をしていくことを心がけています。

その上で、遊び心や楽しむ気持ちも大切にしています。デザインでちょっとやりすぎかな?と思うこともあったりするけど、面白いから試しに出してみよう!ということで決めることもありました。
継続するためには、楽しむことも重要だと実感しています。

飯田:そうですね。私も記事を作るときには、楽しくライティングできるようなテーマにして、自分もメディア運営を楽しむことに心がけています!

次の1年に向けて!

飯田:本当に忙しい時期は月に7,8本記事を抱えることもあったので、今は書きたいものとか取材したいアイデアが溜まっている状態です!また、会社のフェーズに合わせて、思いっきりBACKBONEの記事を出せるようになったら嬉しいなと思っています。あとは、今は体制も2人になって寂しいので、また前のようにメンバーを増やしてワイワイ編集会議とかをやれるようになるといいなと思います。

大西:「LAPRAS BACKBONE」はLAPRAS社員向けの社内報でもあり、LAPRASとゆるく繋がっていただくための場所です。外の方が企業を見た時に、見えるものが全てマーケティングのような事業に直結したものだけでは、面白みがありませんよね。事業の裏側や人間味といったエモさを感じてもらえる場所が必要です。だから多くの方と関わってきたいと思いますので、何か一緒にコラボなり、お話なりできる機会を増やせると嬉しいです。

BACKBONEという言葉には、「私たちのチャレンジや苦悩や失敗など内面をオープンにすることで、少しでも誰かの役立ってほしい」という思いを込めました。

これからも私たちLAPRASの様々な取り組みを、赤裸々にこのLAPRAS BACKBONEで綴っていきたいと思います。
3年目もどうぞよろしくお願いします!


最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
今後もLAPRAS BACKBONEで発信を続けていきますので、是非アカウントのフォローや記事への「いいね」をよろしくお願いします。

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