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ますの寿司

父がますの寿司をもらってきた。富山で作られたものだった。ピッタリとした包装を破いて、包丁で四つに切り分けた。冷蔵庫に入れた時間が長くて、お米がかっちりしていたが、生姜の風味と食感があってシャキッとおいしい。ますもご飯に馴染んでいてとても美味しい。結構ぎっちりご飯が詰まっていたけれどぺろりと食べてしまった。

今日は朝起きた瞬間から頭が痛い。左の目の奥から締め付けられているように痛む。それでも日曜日で時間はあるから、本を読んだり動画を見たりする。痛い時に休めるのはうれしいことだと思う。外は極暑で一瞬出ただけでも嫌になってしまう。ガラス一枚隔てたこの自室で、エアコンボタンひとつで快適に過ごせてしまうことに少し罪悪感を覚える。

「心を休ませる技術」という本を読んでいる。わたしの最近の困りごととしては、不安が抜けないというのが大きいので、それを軽くしたくて読んでいる。
心をいたわるには、いくつかコツがいる。

  1. 迷いそうになったら、人に頼る

  2. すべてが完璧でなくても良い

  3. ベストを尽くして、自分を労わり、褒める

  4. できたことから数える

自分に響いた言葉。

アバウトになることはできなくても、「重点主義」にはなれます。(中略)どうしてもやらなくてはいけないことだけに目標を絞りましょう。どうしてもやらなくてはいけないタイミングだけ、アクセルを踏み込みましょう。もちろん、それ以外の時にはオーバートップの走行はしない。
それが、心を休める運転技術の秘訣です。

心を休ませる技術/野口敬

何でも頑張るのはよくない。重点主義になろう。

とわかっていても、相手がいることだと、毎回全力でやってしまう。ちゃんとしなくてはと思ってしまう。ちゃんとするのが普通だとか、わたしの頑張った時がみんなにとっては普通だとか。

だからこう思うことにする。休みを全力で休もう!

最近は、何をしていても飽きっぽいしつまらないけど、ありがたい、楽しみと思えることをしよう。しみじみと心を癒そう。休める時に休むことこそがわたしの使命だ!

そう考えると、この頭痛も、やすめのサインだと考えられる。今日は思い切り休んでしまおう。

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