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#256 話が噛み合わない人への対応方法

✓ 会話の論点がずれる人
✓ 求めている回答が返ってこない人

こんな人、あなたの周りにいませんか。

質問に対して答えが返ってこないと、
質問することが億劫になります。

日常の会話ならまだしも、
仕事で欲しい返答が返ってこないと
お客さんに対しても、そんな回答をしているのでは…
と心配になりますよね。

どうして会話が噛み合わないのか。

今回は私自身の経験も踏まえてお伝えします。

1.話が噛み合わない理由

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話が噛み合わない理由は様々ありますが、
おおよそこの4パターンに当てはまることが多いです。

✓ 質問に対する答えが分からない
✓ 話を聞いておらず、自分が得意な話をしたいだけ
✓ 脳内で勝手に質問を変換している
✓ こちらの質問の仕方が悪い

上記のように、純粋に質問に対する答えが分からず、
焦りながらなんとか答えようとする人もいれば、

自分が話したい!という気持ちが強すぎて
こちらの質問を聞いていない人もいます。

最近私が出会ったなと感じたのは、
違う部門のとあるスタッフでした。

外部セミナーを受講したのを知っていたので、
「セミナーを受講して、何が一番の学びになりましたか」
と質問をしたところ、そのスタッフは、

受講したセミナーの概要を話し始めました

私が受講案内したセミナーで、
セミナーの概要を本人以上によく知っているのに、です。

結局彼から質問に対する答えが聞けたのは、
私が3度目に質問をした後でした。

彼は話の途中で、私がした質問を忘れていました。

このように、自分の話したいことに気を取られて、
相手の質問を忘れるということは
日常でもよくあることです。

また、こちらの質問を脳内で変換して、
回答を何段階かスキップしてくる人もいます。

仕事で「言ったつもり」という話があっても、
実は頭の中で自分で問答をしていただけで、
口に出していなかった、ということもありますよね。

2.話が噛み合わずに苦労する人

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話が噛み合わない人とコミュニケーションをとるのは
大変ですが、中でも最も大変なのは

自信過剰で、自分が正しいと思っている人

です。

自分が正しいと信じているので、
頑固な人が多く、かなり手ごわいです。

先ほど例として紹介したスタッフも、
なぜか「仕事ができる」と思っている人です。

仕事ができない人ほど過度な自身をもち、
仕事ができる人ほど自分を過小評価する。

これは「ダニングクルーガー効果」と呼ばれている
「認知バイアス」のひとつです。

【ダニングクルーガー効果とは】
能力の低い人が「実際の評価と自己評価を正しく認識できずに、誤った認識で自身を過大評価してしまう」こと。逆に能力の高い人は、実際の評価より自己評価を低く見積もってしまいます。

自分で自分を誤って認識しているので、
「自分が正しい」と思っている人と話をすると
話が噛み合わず、疲弊することが多いです。

3.相手と話をかみ合わせる方法

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とはいえ、このままではコミュニケーションが
とれずに困りますよね。

最後に、話が噛み合わない人とコミュニケーションを
取る方法をお伝えします。

✓ 多くの人と交流を持たせる
✓ 他者の意見に耳を傾ける機会を作る
✓ 客観的な指標を作る

話が噛み合わない人は、圧倒的に情報不足か
自分が他の人とコミュニケーションをとれていると
勘違いしていることが多いです。

ですので、多くの人との交流の機会を持たせて、
さまざまな意見や考えを聞く経験を積んでもらいましょう。

これを続けていくと、自分の考えだけに固執しないようになったり、
他の人の意見に耳を傾けられるようになっていきます。

あなただけで対応できない場合は、こうして他の人との
交流機会を増やすことで、自分を客観的にみてもらえる
環境を準備してみてあげてください。

4.まとめ

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いかがですか。
今回は、話が噛み合わない人とコミュニケーションと
とる方法についてお伝えしました。

この人会話が成り立たないな

と思う人は少なからずいるものです。

でも、私たちがその人に寄り添って

この人はなぜこの質問にこの回答をしたのか

と考えてるとコミュニケーションが
とれることもありますよね。

時間はかかるかもしれませんが、
相手が色々な考え方を取り入れられるように、
そして相手が何を考えているか理解できるように
コツコツ頑張りましょう。

今回はこれで終わりにします。
ではまた。

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