
#198 気軽に情報を発信する方法
インターネットを介して、
私たちは様々な媒体を経由して
多くの情報を収集しています。
そして、仕事やプライベートで成果を出すには
自分から進んで発信する必要がある
と言われています。
しかし、
日々多くの情報を目にしているはずですが、
上手く発信できる人は少なく感じます。
実際にアウトプットするのが苦手、
という人もたくさん見てきました。
ですが、自分から発信できないのは
ものすごくもったいないです。
自分の考えを持っていたとしても、発信しないと
「何も考えていない」と誤解されたりと、
多くの人が過小評価されてしまいます。
なぜ、私たちは「自ら発信」することが
苦手だと感じているのでしょうか。
今回は「アウトプットが苦手な理由」について
お伝えします。
1.アウトプットが苦手な理由
もともと日本人は、
話すこと、書くことに苦手意識を持つ人が多く、
インプット過多でアウトプット不足の人が多いです。
アウトプット不足である原因は、主に以下の3点です。
(1) 周りに遠慮する
✓ みんなの前で発表するなんておこがましい
✓ 自分は実力のある人間ではない
よく言えば「謙遜」、
悪く言えば「押し出しに欠けて」います。
セミナー受講後に、
「感想でも質問でも何でも聞いてください」
と声をかけられて手を挙げられる人はどれだけいるでしょうか。
全体の場では誰も手を挙げませんが、
その後、個別に質問に行く人をよく見かけます。
謙虚は美徳と言われますが、
謙遜も過ぎると頼りない印象になったり、
周りの人がもどかしく感じることもあります。
(2) 失敗に対する恐怖心
遠慮する気持ちの裏側には、
間違うことへの恐怖心があります。
「間違えたくない」という気持ちが強いと、
発言するときにブレーキがかかってしまうのです。
「間違うくらいなら、発言しないほうが無難だ」
という心理も働きます。
自分の意見を伝える時に、正解も不正解もありません
どんな意見でもいいのですが、
これまで正解を求められていたので
どうしても正解を探したくなってしまいます。
正しい情報を発信することは大切ですが、
確信できるまで何も行動できない
というのは少しもったいないですね。
(3) アウトプットすることを想定していない
「今学んでいること、考えていること」と
「発信する」ことを別物と捉えている人は多いです。
インプットしただけで、なんとなく満足になって、
それを発信したり、成果に結びつける意識がなかったり。
学生時代にアウトプットを求められるのは、
テストや面接くらいのもの。
限られた場で結果を出せばよかったので、
「今学んだことを自分でアウトプットする」
という感覚を持ちづらいですよね。
しかし、社会人ではそうもいきません。
常に成果に結びつくアウトプットが要求されれ、
そのまま評価につながります。
いかがでしょう。
当てはまることがあった方、多いのではないでしょうか。
2.「セット」で考える
本来アウトプットは、インプットとセットです。
インプットがないとアウトプットはできませんが、
インプットだけでアウトプットがないのも
違和感があります。
本来、人は知識量が増えるにつれて、
自然と誰かに発信したくなるものです。
もしかしたらその気持ちを、
「遠慮したり」「ちょっと怖くなったり」
して抑え込んでいるだけかもしれません。
不安な気持ちから、
「アウトプットが苦手」と感じる人は多いです。
ですが今の時代、目に見える
正解はありません。
アウトプットの数こそが、
競争力の源になる時代です。
発信した情報は記憶に定着しますし、
発信することで素敵な仲間に出会えるかもしれません。
今日からは「自分が発信する」ことを想定しながら
色々な情報に触れてみてください。
3.気軽に発信できるようになる方法
ここからは、気軽にアウトプットができるようになる方法をお伝えします。
✓何事も積極的に、前向きに考える
✓習慣になるまでアウトプットし続ける
✓アウトプットをすることを前提でインプットする
✓アウトプットが上手な人の真似をする
正直にお伝えすると、
「実際にやってみる」のが一番お手軽で簡単です。
アウトプットが上手にできるようになるための
書籍もいろいろ出版されていますが、
読んだだけではほとんど効果は期待できません。
アウトプットの手段は何でも構いません。
例えば、頭の中で考えたことを
Twitterで発信してみるのもいいでしょう。
Twitterには字数制限があるので、発信するまでに、
情報を自分なりに理解し、まとめる練習ができます。
また、Twitterにはアウトプットが上手な人が
たくさんいますので、真似するのもオススメです。
その人を観察したり、仲良くなれたら
上手くなる秘訣についてきてみてもいいですね。
凝ったアウトプットを1つするよりも、
思いついたことを次々とアウトプットする。
そんな練習をしてください。
多少知識に欠けていても、アウトプット
できる人のほうが断然得をしますからね。
4.まとめ
いかがですか。
今回は、アウトプットが苦手に感じる理由と、
アウトプットができるようになる方法をお伝えしました。
かつて知識豊富な人は、
「歩く百科事典」と言われ尊敬されていました。
しかし、いまやスマホ片手にネット検索すれば、
いつでもどこでも簡単に正確な知識が得られる時代です。
単に知識が豊富なだけでは、
たいした価値を生まないようになっています。
大切なのは、その知識と知識をかけ合わせて、
新しい何かを生み出すこと。
そのためには、インプットした知識を、
どんどん発信していくことで「気づき」を得ることが大切です。
「アウトプットをする」というのは
私たちの内面ではなく「行動」です。
私たちの性格とは関係なく、行動を変えることで、
あなたもきっとアウトプットができるようになります。
よければ、早速試してみてくださいね。
今回はこれで終わりにします。
ではまた。
👉次に読むなら
過去のオススメ記事を紹介
・#157 できるリーダーがやっていること
・#153 仕事ができる「適当な人」