シェア
ラオス料理を考える
2024年3月21日 20:01
「ラオス料理とは何か?」という問いかけが始まった同時に「ラープとは何か?」というテーマが自然発生しました。「ラオスの代表料理」、「幸せの料理」、など紹介されていますが、タイ北部や東北部(イサーン)にもラープはあります。ラオスとタイ、その違いは何でしょうか。そして、ラオス国内の地方ごとのラープの違いは何でしょうか。類似している料理、サー、ゴイ、などとの違いは何でしょうか。考えていくと色々なことが
2024年3月21日 19:58
ラオスから帰国してから、あるきっかけで「ラオス料理とは何か?」を知りたくなり、また料理の道に戻りました。ラオス料理を知る、それは、ラオスを知る、そして「ラオ(族)とは何か?」という質問にも繋がってきます。ラオ族は北から流れて来た、でも、国家としてのラオスに繋がる王朝は、南からやって来たということに、歴史上なっています。この南北の流れを食文化の流れに照らし合わせてみると、北からの稲作に伴う熟
2024年3月21日 19:55
2017年から足かけ7年(コロナ禍を除き)通っている村があります。彫刻、織物、生活様式など、すべての文化が精巧で、食に関しても、電気もガスもない生活の中で、様々な加工技術を継承してきました。そんな村で見つけた、押し出し式の食品。カオ・フン浸水した米を潰した”しとぎ”に石灰を加えて加熱しながら練り込んでいきます。それを小さな穴のあいた容器に入れて押し出し、冷却されると固まります。動画では
2024年3月21日 19:48
都市から村へ。食べものも少しづつワイルドになってきます。村のお寺では、男衆が集まって何やら賑やかです。聞くと、寺の大太鼓が破れたので、皮を張り替えていました。新しい皮を張り、三日三晩、水で濡らしながら男衆が交代で叩き続けます。その完成の間近、食べられていたのが、破れてしまった旧い牛皮を柔らかく煮て、米、ニンニク、唐辛子を常温でつけ置いた乳酸醗酵食品。ナンソムこの地域では、昔
2024年3月21日 19:44
この4年間に起きたことを、おさらいしながら、少しづつ北上しています。『ラオスにいったい何があるというんですか?』というタイトルでエッセイ集を上梓されたのは村上春樹さんですが、一帯一路の大義のもとに、『ラオスに我あり』と内外にホットトピックを提供したのは高速鉄道でした。かつての静寂と安らぎ、美しく小さな町並みを保存する古都ルアンパバーンは、突如生まれた、かつてない『動』を、受け、流し、いまバ
2024年3月21日 19:40
ビエンチャンを抜け出して、観光地バンビエンへ。風光明媚な景観と自然派アクティビティが盛り沢山で西洋の特に若者向けに人気のエリアになっている。だから、食べ物は、正直、全く期待していなかった。ピザ、パンケーキ、ハンバーガー、最近では、韓国焼肉やガチ中華まで、外国料理の看板が目立つ。そんな中、ナイトマーケットの始まりに、一際素朴な露店を発見。聞くと、川越えた洞窟の近くの村からやって来たそう。
2024年3月21日 19:30
4年ぶりのラオス、そして、首都ビエンチャン。コロナ前の年一の渡航でも、都市に入っても、すぐに田舎に向かうことが多かった。今回は、いくつかのミッションのため、いつもより長い5日間のステイになり、でも、基本的には旅行気分、何をしようかな、なんて考えてた筈が・・・ここ近年は会いたい人に会えなくなることも多くなり(これからは更に)、そう思うと、急遽、いろんな人に連絡をとり始め、みなさん忙しい中、お