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バナナのプリン

こんにちは、ラ・フェ修家です。

今日は当店で仕込んでいるプリンを紹介します。
プリンは僕自身が好きなデザートなので、色々なプリンを作っています。

今回はバナナがいい具合に熟してたので、バナナのプリンを仕込みました。

当店のプリンは玉子豆腐器で大きいのを仕込んで、分割して使ってます。

おうちでこんなに大きいプリンを作ることはないと思うので、参考にならないかもしれないですが、いちおう分量をのせておきます。

バナナのプリン
分量 玉子豆腐器1台分
(サイズ:間口×奥行×高さ(mm)240×270×47)
・バナナ       150g
・たまごL              5個
・グラニュー糖     100g
・牛乳        600ml
・クリーム      200ml
・グラニュー糖      100g(キャラメル用)
・水          50ml(キャラメル用)
・ラム酒        20ml(キャラメル用)

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鍋にグラニュー糖100gと水30mlを入れて火にかけ、キャラメルにして少し煙がたったところで、水20mlとラム酒20mlを一気に入れて混ざったら型に流し込みます。キャラメルの色の加減はお好みで調節してください。

この玉子豆腐器は長方形で関西型です。関東型は正方形になってます。
型はステンレスのバットとかでも大丈夫です。

ロスなく端まで効率よく使うために、この型を使っています。

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バナナはちょっと黒い斑点が出てきたぐらいがちょうどよく、甘味と香りが強く出てきます。黒くなり過ぎてもダメです。

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グラニュー糖を入れてよく混ぜる

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牛乳を温める

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生クリームを入れる

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バナナはミキサーでピューレ状にする

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バナナと牛乳を入れて混ぜる

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漉しながら型に流し込む

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アルミホイルでフタをして、沸騰しない温度で蒸す

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火加減がすごく大事なポイントですが、こればかりは機材や環境によるので、いい塩梅を見つけていくしかありません。

このIH調理器では、弱のところで2時間かけてゆっくり火をとおします。
メーカーが「National」ってところがレアでしょ、年代物です。

この大きなバットもこれを仕込むために買いました。バットも専用の蓋で閉じて蒸します。

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2時間火を通すと、いい感じで固まってます。

型ごと氷水につけて冷やししばらくおき、その後に型から外します。

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型から外すとこんな感じでキレイに抜けました。これをキレイに抜くのは、ちとむずかしいです。

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カットして盛り付けます。

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このプリンの火入れもオーブンと湯煎とか色々なパターンで試した結果、弱火で蒸すのがいちばんいい感じに仕上がったので、この方法をとってます。

プリンは結構たくさんの失敗をしましたよ。
失敗したらみんなで食べるだけです。

今回は、バナナを使ってますが、オーソドックスなプリンも同じような感じで作ってます。

おうちで作る参考にはならないかもしれませんが、こんな感じで仕込んでますという意味で作り方を紹介しました。

プリンはシンプルですが、案外むずかしく奥が深いデザートです。





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修家大雄 /レストラン ラ・フェ
貴重な時間を使って、記事を読んでいただきありがとうございます。有意義でお役にたてれば幸いです😊