ほぐすのが楽しい「金糸瓜」
こんにちは
すいかはウリ科の野菜ですが、スーパーでは果物コーナーでしか見たことがないので、せめて野菜と果物の境目ぐらいに置いてほしいと考える、クセがスゴい、ラ・フェ修家です。
7月ぐらいから、近くのスーパーや道の駅とかで見かけるようになる「金糸瓜」は、夏が旬のウリ科かぼちゃ属の野菜です。
呼び方はいろいろあって、「そうめんかぼちゃ」「そうめん瓜」「糸うり」「糸かぼちゃ」「なますカボチャ」英語では「spaghetti squash」と呼ばれています。
金糸瓜は、さっぱりした味で低カロリーな野菜で、栄養的にもキュウリに近いです。
主な栄養成分では、カリウムを多く含みます。
カリウムは、塩分の摂りすぎなどで、体のミネラルバランスの崩れによるむくみの軽減に役立ちます。
もっとカリウムを積極的に摂りたい方は、昆布やひじきなど海藻類の方が圧倒的にカリウムが多いです。
金糸瓜の調理方法
・厚さ2−3cmの輪切りにする。
・内側のワタを取り除く。
・沸騰したお湯に入れて、8〜10分茹でる。
・ゆであがったら、お湯からあげて冷ます。
・冷めたら、少しもむ。
・ほぐしていく、この作業がクセになるんです。
ゆで時間は固さの好みや、氷水で冷やす場合と自然にゆっくり冷ます場合で変わります。
好みの仕上がりから逆算して考えましょう。
保存方法と選び方
選び方は、瓜の種類ではだいたい共通で、ずっしり重い感じのものがいいです。
保存方法は、カボチャと同じように常温で保存が可能ですが、高温多湿を避けて、昨今の暑い夏では、冷蔵庫に保存した方がいいです。
冷蔵庫に保存する際には、ラップで包むかビニール袋に入れましょう。
金糸瓜の食べ方
さっぱりとした味で、シャキシャキとした食感を楽しむためにも、サラダなどの冷製料理が向きます。
きれいな黄色で彩りもよく、食感もいいので、夏の料理にはぴったりの野菜です。
酢の物やマヨネーズで和えたり、ドレシングで和えたりするとおいしく食べられます。そうめんのようにめんつゆで食べるのもいいでしょう。
金糸瓜の食べ方は、動画でも解説しています。
金糸瓜の醍醐味は、ほぐす作業の楽しさですね。
みなさんも、金糸瓜のアレンジをぜひ楽しんでみてください。
以上、ラ・フェの厨房からでした。