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みかんのソルベ

こんにちは
子供の頃、こたつに足を入れたら、中で寝ている猫によく噛まれていた、ラ・フェ修家です。

こたつにみかんといえば、冬の風物詩ですね。
ウチの食卓はテーブルと椅子ではなく、こたつに座椅子スタイルで、ゴロゴロとくつろいでいます。

冬にみかんは定番ですが、みかんとは一般的に「温州みかん」のことです。

みかんにはビタミンCが多く、風邪の予防や冬の肌荒れにも効果が期待できます。

その他にも、果肉の袋の部分には、便秘改善の作用がある、ペクチンが多く含まれていてて、果肉の袋の白い筋の部分には、フラボノイドの一種「へスペジリン」が含まれていて、高血圧や動脈硬化を予防する効果があるといわれています。

このみかんを今回は、ソルベにしました。

みかんは皮をむいて、果肉の袋と白い筋はつけたまま、シロップと共に煮込みます。

みかんの皮は、一部だけ使いますが、水から5回ほど茹でこぼして、なるべく苦味を抜きます。

火を通したら、ミキサーにかけて、ソルベマシンに入れて、冷やし固めます。

できがったソルベは、温めたスプーンでくり抜きます。

出来立てのソルベはやわらかいので抜きやすいですが、カチカチに固まっている場合は、電子レンジの解凍モードで柔らかくしてから使います。

スプーンを使ってクルッと

こんな感じでくり抜きます。

皮を少し使うことで、みかんの香りと、かすかな苦味が、みかんの風味を引き出します。

余った皮は入浴剤として使うこともできます。
みかんの皮には「リモネン」という成分が含まれていて、保温効果があり、香りによるリラックス効果など、寒い冬の入浴剤として最適です。

風邪の予防に、みかんを食べて、皮はお風呂に使って、寒い冬を乗り切りましょう。

以上、ラ・フェの厨房からでした。







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修家大雄 /レストラン ラ・フェ
貴重な時間を使って、記事を読んでいただきありがとうございます。有意義でお役にたてれば幸いです😊

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