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カメラで花火を撮ったらスクラッチアートみたいだった

星を撮るためにお迎えした三脚、もっと活用したいなぁ何がいいかなぁと考えていました。
三脚を使って撮れる写真は手ブレを抑えられることで人間味は少ないけれど「これがカメラです⭐︎」みたいな力を見せつけてくれる気がします。

星天や雨粒、車の残像の写真とか。
見えているのが一瞬でも、動きがあることを再認識させてくれるような。

星空写真を載せていたら同じく星好きな師匠に
「花火撮影しない?」とお誘いしてもらったので行ってきました。

うわぁぁぁぁ
迫力がすごい

これぞカメラって感じ!!!!ぶれてるけどそれは私の実力不足!!!でもよき!!!!
マイテーマが「光の軌跡を撮りたい」だったので
撮影時間を単写じゃなくて少し秒数かけて撮ってみようと挑戦の火花が上がりました。

カラフル
思ってるカメラマンの撮る花火みたい

花火の設定難しい…

花火の種類によって撮影時間を長すぎると大爆発!!!みたいになっちゃったり。かと思えばシャッター撮るタイミングと展開されてる瞬間がずれるとしょぼかったり…ただの光源やんけ〜とか大失敗もたくさん。
まめにカメラ設定変更しながら撮れる人じゃないと花火のプロカメラマンにはなれないなぁなんて感じました。
設定もうちょっと研究しがいがあるなぁと思いつつ、甘々だけど初めてで撮りたい感じのが撮れてよかったです。師匠のおかげ!
あとやっぱり花火って見に行くときれい!漂う火薬の匂いと煙に夏を感じつつ、たまたま座ったスポットも超良い角度でした。ラッキー!
凄いものは観客も一体になっているあの臨場感が楽しさUPな気がします。


懐かしのスクラッチアート

軌跡の写真をスマホで見ていた時、
スクラッチアートのことを不意に思い出しました。

お花と蝶々みたい

カラフルな色鉛筆とか絵の具とかで下絵書いておいて、黒で塗り潰す。竹串や針金などなんか先の尖っているもので更に絵を描くとカラフルな図柄になるやつ。子供用だけでなく、心がやすらぐなんて大人用のものもたくさん販売されていました。

スクラッチアートって子供心にものすごく「悔しいもの」として
印象に残っていたものでした。


初めてやったのは幼稚園で。
最初にカラフルに真っ白な画用紙に色を塗ろう!と先生に言われて。
幼稚園児の色塗りってものすごく性格が出ると思うんですけど、
私は一色ずつ上から順に虹みたいに規則正しく塗っていたんですよ。

で、そのあと「塗りつぶして~」と黒のクレヨンで塗りつぶしてから
竹串みたいなものでお花とかハートとか絵柄を書いていくわけなんですが。
順々に(しかもまぁまぁ色の幅が太かった)から意外性がなくて…

ここで画用紙いっぱいに絵柄をかけるような子だったら出来上がりの満足感がもっとちがったんでしょうけど私は細かいものをちまち書いていくタイプだったのでなんかよりインパクト薄くて。
もっと自由に考えずに色を使って塗ってみたらよかったなってすごい思った記憶があります。細かくブロック分けで全然違う色塗るみたいな指示があってもよかった気がするな~~

多分きれいだけど悔しさが勝ってたから、おうちに帰ってもリベンジでやってみて。ただ家のクレヨンで塗りつぶすときにあまりにぐんぐんと黒のクレヨン小さくなってしまう、その消費ペースに葛藤を覚えた気がします。
大事に使ってたから…クレヨンしかり色鉛筆しかり…
使ってたら無くなるのは当たり前だけど「あったもの」が「なくなる」の凄い嫌だったんだよね。まぁ当時幼稚園だし。

ただ針金アートとか、ステンドグラス風とか影絵とか
今でも黒ベースで色が映えるものたちを見るのはとっても好きです。
大人用の精緻な図柄は大人の今、性格がもっと適当になっちゃったのでできる気がしないけれど。
でも楽しそう。

久々に花火大会×カメラで新しい試みと懐かしい思い出がよみがえってきたので備忘録でした。
ではまた!

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