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「蝶や花や」は「ちやほや」からの狐あれこれ
最近「言葉をだいじにしています」って人の投稿を見かけたときに
「蝶や花や」はちやほやの語源なんですよ、という文章を読んで
うわー知らなかった!!って面白くなって更に調べて見ちゃいました。
今の意味:子どもが愛情たっぷりに育てられた様子
平安時代、お嫁さんバトルで宮中の関心が関白藤原道隆の娘、定子から藤原道長の娘、彰子に移り、みなが彰子にこびへつらうようになった際、定子が家庭教師だった清少納言に詠んだ歌が元らしいです。
みな人の花や蝶やといそぐ日もわが心をば君ぞ知りける
(世間の人がみな、花や蝶やといそいそと美しいものに浮かれる日も、あなただけは私の本当の気持ちを知ってくれているのですね)
この歌の、「花や蝶や」が江戸時代になって「蝶や花や」に入れ替わり、短縮された言い回しから「ちやほや」になったというのが一般的な説だそう。早とちりな町人が花と蝶の順序を間違えたというのはさもありなん。
ちなみに他にはこんな文学作品にも「蝶や花や」は登場しているみたい。
たけくらべで蝶よ花よになっているから近現代もこの順番が多めなのかな、なんて思ったり。江戸時代の略語って切り口でも知りたくなっちゃったな。
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もうちょっとマジカルバナナ
蝶つながりだとね、
昔「胡蝶の夢」がふと気になって調べ尽くした結果「胡蝶」なんて蝶はいなくて別名だったと知りました。この時は天才答辞のバタフライエフェクトから胡蝶蘭までマジカルバナナしてます。
最近改めて「胡蝶」について調べたら変換で「孤蝶」は1匹の蝶というそのままな単語に巡り合い、そのままだな、と思うと同時に
孤蝶で一匹なのは孤独そのまんまだけど、狐(きつね)に見えるな~
きつねは孤独な動物って印象になったりしないのかな~
と気になってしまったので調べてみました。
そんな疑問に答えてくれる完璧なサイトを発見
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結論:全部意味の部分と音の部分を組み合わせて作られた形成文字でした。
狐のイメージあなたはどんな?
ちなみに漢字から入ると狐はさみしいなというイメージでしたが
一般的には知恵と賢さ(狡猾寄り)でした。失礼しました!
お稲荷さんには忘れずにちゃんとお礼参りをしていきたいと思います。
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最後に、いかつい神様の神使らしいことがわかったけどなんの神様なのか気になって調べたら、農業神だということがわかりました。
今では生活全般に効果が拡大しているみたい。
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https://okumiya-jinja.com/column/column024/より
ふぅ、すっきりした。
ささいな言葉も芋づる式にあれこれ出てくるの楽しいですよね。
調べ尽くして、こういうごちゃまぜを記録しておきたいのもnoteの目的のひとつなのでした。満足です。それではこの辺で失礼!コンコン!