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2週間かかる「かき餅」の乾燥をわずか4時間で。フードドライヤーを使ったかき餅の作り方

おせんべい、あられ、かき餅(おかき)。どれもお米から作られたお菓子ですがその違いを知っていますか?

まず、あられ・かきもち(おかき)おせんべいでは使われているお米の種類が違います。おせんべいは私たちが普段の食事でよく食べている「うるち米」から、あられかきもち(おかき)は「もち米」から作られています。
同じもち米から作られているあられかきもち(おかき)の違いは大きさ。
一定以上の大きさのものがかきもち(おかき)、小さいものがあられになります。

おせんべい・・・うるち米から作られる。
かきもち(おかき)
・・・もち米から作られる。
あられ
・・・もち米から作られる。大きさはかきもちより小さめ。

かきもち・おかきについては、おかきはかきもちの女房言葉※という説もあれば、もちをなまこ型にして薄く切って揚げたものがかきもち、もちを小さく細く切って揚げたものがおかきという説もありました。

※女房言葉
室町初期ごろから、宮中に仕える女房が、多く衣食に関して用いた一種の隠語。のち、将軍家に仕える女性、さらに町家の女性にまで普及し、現代の一般語になったものもある。省略や言い換えを行ったものが多い。「おでん(田楽)」「おひや(水)」「かもじ(髪・かずら)」など。

goo辞書:https://dictionary.goo.ne.jp/word/%E5%A5%B3%E6%88%BF%E8%A9%9E/#jn-168525

■かき餅づくりは2週間以上かかる!? 一般的なかき餅の作り方

1000年以上昔から食べられてきたとされるかき餅。お正月にお供えした鏡餅から作る方法とつきたてのお餅から作る方法がありますが、つきたてのお餅から作る場合は

お餅をつく

ついたお餅を伸して「のしもち」にする

冷えて固まるまで1~2日程おく

薄く切る

自然乾燥で2週間程乾かす

乾いたお餅を揚げて完成

といった流れになります。
作業自体は難しくありませんが、自然乾燥で2週間乾燥させるのは意外と手間がかかります。カビが生えないよう湿気に注意したり、屋外では雨や雪、霜に当たらないよう注意する必要があります。また、かき餅を並べられる広いスペースも必要です。そして何よりも2週間というとても長い時間がかかります。

■フードドライヤーを使えばわずか4時間で乾燥!フードドライヤーを使ったかき餅の作り方

自然乾燥では2週間程かかるかき餅作りですがフードドライヤー(食品乾燥機)を使うとわずか4時間程で乾燥することができます。

・フードドライヤーとは?

フードドライヤーは野菜や果物、海産物などの食材を乾燥して、干し野菜やドライフルーツ、干物などが作れる機械です。
密閉した機械内で食材を温風で乾燥するので天日干しよりも短時間で衛生的に食品を乾燥できます。

機種にもよりますが乾燥温度や乾燥時間は自由に設定することができ、複数のトレイである程度の量の食材をまとめて乾燥させることができます。

温度設定・タイマー設定対応の大容量フードドライヤー「ドラミニ」

・フードドライヤーを使ったかき餅の作り方

◆材料(作りやすい分量) 
切り餅※ …… 3個
水 …… 適量
塩 …… 適量
(お好みで)
ごま、えびパウダー、黒豆など …… 適量

※つきたてのお餅でも可

① 切り餅を適当な大きさに切り分けます。
※つきたてのお餅でも作れます。つきたてのお餅を使う場合は手順③から

② ①をレンジ対応の容器に入れたら、かぶるくらいの水を入れ、ぷっくり膨らむまでレンジ(600W)で2~3分加熱します。

③ 加熱を終えたら残った水を捨てて、お餅が熱いうちに塩を混ぜます。えびパウダーやゴマなどお好みの食材も一緒に混ぜます。

④ 保存袋の隅に針やハサミで小さく穴をあけて空気が抜けるようにしておきます。
※保存袋はSサイズ(140mm×160mm目安)を使用し、袋の半分ほどの面積にお餅を寄せています。

⑤ ④の保存袋に③のお餅を入れて、手やスクレーパーで形を整えます。お餅が熱い場合はやけどに注意してください。

⑥ 粗熱が取れたら常温または冷蔵庫で一晩~1日寝かせます。

⑦ お餅の芯まで冷えてある程度固くなったら保存袋から取り出し、2mm程度の厚さに切ります。

⑧ 切ったお餅をフードドライヤー「ドラミニ」のトレイに並べます。

⑨ 乾燥温度35℃で乾燥します。

⑩ 約4時間で表面はさらさらに、中心もしっかり固く乾燥します。
※乾燥時間4時間を越えるとヒビや割れが出やすくなります。3時間を過ぎた頃からこまめに乾燥状態を確認してください。

★乾燥したかきもちはレンジまたは油で揚げると、さくさくカリッと美味しく仕上がります。
レンジの場合は1分加熱したら裏返してさらに1分加熱して完成です。加熱直後は柔らかいですが冷めるとさくさくになります。

油で揚げる場合は160℃程度の低温で揚げると縦横均等に膨らみます。高温だと急激に膨らんで厚みが出てしまいます。

■Youtube、クックパッドでも作り方を公開しています

■食品乾燥機(フードドライヤー)を使った干し野菜・ドライフルーツなどの乾燥食品の作り方や乾燥食品を使ったレシピを公開しています

当社のyoutubeチャンネルでは食品乾燥機「ドラミニ」を使った野菜や果物の乾燥方法や、家庭用製粉機「コナッピー」、臼式製粉機を使った野菜パウダー、米粉の製粉方法を公開しています。
また乾燥食品を使った美味しいレシピも公開していますので、こちらもぜひご覧ください。

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