自分に優しくなるってみんなのためにもなることなんだ
バイト中
なんかお客さんに対してイライラしてしまう
私一生懸命やってるのにそっけないなあ
当たり前だと思っているのかな
冷たい世の中だな
ちょっとしたお客さんの態度や行動一つひとつが気にさわる
なんでだろう
それに私なんかせかせか忙しないし
「しなきゃいけない」「~するべき」が頭を支配する
必死に「違うよ。そんなことないよ。」
って言い聞かせてたし捉え方を変えようとしてたけど
心はしんどかった
最近、仕事がだいぶできるようになって自信がついてきていた
「過去の自分とはもう違う」って
でもそれと同時に
いつしか人とくらべて「自分は他の人よりできる人間だ」って
人を見下すような視点が湧き上がってきて
自分がどんどんできない人を馬鹿にするような
冷たい人間になっていってる気がして漠然と怖かった
そのときにふと
「完璧主義」になってる自分に気づいた
それと同時に「完璧主義」にさせている社会の風潮にも気づいた
「仕事ができる人でいなければならない」
「気が効く人でいなければいけない」
「迷惑をかけてはならない」
氷のように冷えきってカチカチに硬い社会
そんな風潮が「真面目な人」を生んでいる
「真面目な人」であることは悪いことではないけれど
生きていてとても苦しい
「真面目な人」は自分に優しくできないから
人にも厳しくなる
そしていつしかそれは心を殺してしまう
すっごい息苦しいな
私は「仕事ができること」「勉強ができること」「気が効く人間である」こと以上に
大切なことはなにかを知っている
それは「あたたかい心を持っていること」
「できない人」の立場に立って
どうやったらできるようになるかを一緒に考える
自分ができなかった時の苦しさやもどかしさを思い出しながら
だから、できないことができるようになったとしても
決してできなかった頃の自分を忘れてはいけない
それは「よく頑張ったね」って
自分の頑張りを認めてあげることだから
自分が自分に優しくなれていないと
人にも優しくなんてできない
みんなが自分に優しくなれる世の中になれば
きっとこの息苦しさも無くなるんだろうな
今朝の自分はきっと
余裕がなくなって自分に優しくできてなかったんだ
だから帰ったらゆっくり映画でも観ながら
自分を思いっきり甘やかすぞっっ