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女性の月経の仕組み


私たち女性は、
よく生理というワードを耳にして、
小学校の頃などに簡単に授業で指導をされますが

女性の体の仕組みというのか、
生理現象というのか・・・
そのようなことを分かりやすく教えてくれることって無かったなぁと思います。

いや、教えてもらっていたけど
自分が集中できていなかっただけで、
本気で知ろうとしていなかったからかもしれません。


みなさまはいかがでしょうか?
中には、親御さんや知り合いの方から
お話を聞かせてもらって詳しく理解しているよ!
という方もいらっしゃると思いますが、
私もそもそも女性の体の仕組みについて
ちゃんと考えるようになったのは
恥ずかしながらここ最近の話。。

その為、一度記事にまとめてみようと思います。



そもそも月経とは、
子宮の内側を覆っている膜(子宮内膜)が剥がれ落ち、それに伴い出血が起こる現象です。



約1ヶ月の周期で起こります。
1ヶ月前後することもあり、それは人によって差があります。

あまりにも短かったり、遅かったりといった場合は、婦人科などで診てもらうのがよいですが
「1ヶ月ぴったり来ない」といって不安にならなくても大丈夫です。
自分のサイクルを知ることが一番大事です。




排卵と月経の仕組みですが、

1,”間脳”の視床下部から、GnRHという性腺刺激ホルモン放出ホルモンが分泌され、その刺激を受けて脳下垂体からFSHという卵胞刺激ホルモンが分泌されます。

2,卵胞刺激ホルモンの作用で、卵巣内の原始卵胞が発育し、1個が成熟卵胞になる。

3,成熟卵胞が卵胞ホルモン(エストロゲン)を分泌します。

4,卵胞ホルモンの作用で、子宮内膜が増殖します。

5,脳下垂体からLHという黄体化ホルモンが分泌されます。

6,黄体化ホルモンの作用で、成熟卵胞から卵子が飛び出します。
これが排卵です。

7,卵子が飛び出した後、卵胞は黄体という組織に変化し、黄体ホルモン(プロゲステロン)を分泌します。

8,黄体ホルモン(プロゲステロン)の作用で子宮内膜は厚くなり、受精卵の着床準備を整えます。

9,受精卵が子宮内膜に着床すると、ここで妊娠が成立ということになりますが
そうでない場合は、黄体ホルモン(プロゲステロン)の分泌が止まり、要らなくなった子宮内爆が剥がれて血液と共に体外に排出される現象が、月経です。


参照:https://www.seirino-mikata.jp/knowledge/how/



排卵はすべて子宮で行われているわけではなく
子宮とはかけ離れた”脳”が関係してきます。

『指令を受けて適切な行動をする体』も大切ですが、『適切な指令を出す脳も大切』ということなのですね。



女性の生理現象と男性の生理現象によって、
妊娠という奇跡へと繋がります^^







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