マガジンのカバー画像

PT×ATの思考の整理

フィットネスジムでのコンディショニング ・パーソナルトレーニング、スポーツ現場でのトレーナー活動で得られる経験から、その知識・技術をnoteに整理して行きます。日進月歩の医学の世…
【100記事以上読み放題・2回/月投稿】 評価・動作分析・徒手療法・運動療法・アスリハ・パフォーマ…
¥500 / 月
運営しているクリエイター

#スクワット

スクワット動作改善アプローチ

以降の投稿予定記事はこちらから トレーニングの王道であるスクワットでは筋力強化、パワー向上を目的として行うことが多いと思いますが、フォームが不適切な状態で行うと、一部の負荷が強くなり障害につながったり、または思うように効果が得られなくなります。 そのためどんなトレーニングもそうですが、フォーム修正を徹底的に行い、障害発生のリスクを最小限にし、トレーニング効果を最大化させていく必要があります。 スクワット動作は動作改善の観点から考えると、3関節による力の吸収と発揮を行う動

¥500

スクワット動作の改善アプローチ

2023.3-2024.2 投稿予定記事 トレーニングの王道であるスクワットでは筋力強化、パワー向上を目的として行うことが多いと思いますが、フォームが不適切な状態で行うと、一部の負荷が強くなり障害につながったり、または思うように効果が得られなくなります。 そのためどんなトレーニングもそうですが、フォーム修正を徹底的に行い、障害発生のリスクを最小限にし、トレーニング効果を最大化させていく必要があります。 スクワット動作は動作改善の観点から考えると、3関節による力の吸収と発

¥500

腰椎-骨盤-大腿骨の連動とスクワット

股関節が障害予防やパフォーマンスアップになぜ重要か、その役割から考えると、 股関節には 力の伝達・可動性・重心制御 など多くの役割が求められる関節なります。 以上の様な重要な役割がある股関節は、解剖学的に屈曲(骨盤前傾)することで構造的に安定することから、屈曲可動性の改善が必要となる関節になります。 構造的な安定性を獲得するために、股関節屈曲可動域が必要となるが、寛骨大腿関節の可動域は約93°と言われており、それ以上の可動域の獲得には骨盤後傾(腰椎後弯)が必要となり

スクワットフォーム再考

トレーニングの王道であるスクワットでは筋力強化、パワー向上を目的として行うことが多いと思いますが、フォームが不適切な状態で行うと、一部の負荷が強くなり障害につながったり、または思うように効果が得られなくなります。 そのためどんなトレーニングもそうですが、フォーム修正を徹底的に行い、障害発生のリスクを最小限にし、トレーニング効果を増大させていく必要があります。 今回は、スポーツ現場に限らず臨床でも多く用いられるスクワット動作について、各関節の構造を理解・評価し、必要な可動性

CKCトレーニングのバリエーション|基礎

姿勢制御・運動制御能力を高めるためには、立位でのトレーニング(CKCトレーニング)が必要となります。 さらには負荷(重量)を加えることで筋力強化のトレーニングとしてもCKCトレーニングは有効なトレーニングであることから、医療現場及びスポーツ現場で多用されるトレーニングとなります。 筋力強化を目的としたトレーニングをする上で、姿勢制御能力・運動制御能力が不十分な状態では効率的な力発揮は困難となり、一部位に負荷を集中させることになります。 そのため医療現場では姿勢制御・運動

スクワットで股関節を機能させる

股関節を機能させるとは、ほぼ全ての人にとって必要なことではないでしょうか。 1.股関節を屈曲させる構える、動き出す、止まるほとんどの動作で股関節屈曲の重要性が示されており、 これらの動作において股関節が屈曲することで などと言われています。 動作指導の際も といった口頭指示でも、股関節への意識を特に注意して指導しているのではないでしょうか。 股関節が曲がっているかどうかの判断は これらを指標に観察しているのではないでしょうか。 ここで注意しなければいけないのが、