36歳から14ヶ月で「-10kg」減量した方法
それは、2017年6月、34歳の初夏の事でした。
愕然として、自分自身に絶望したことを今でも覚えています。
自分体重が過去に見たことがない程の数字を目の当たりにして。
きっと皆さんも経験ありますよね?
「まぁ、明日昼を抜けば大丈夫か…」
「朝我慢すればOK!」「夜は絶対に何も口にしない!」
でもこれって一時的なもので、たとえその時できていてもあくまでも一瞬だけ気持ち的に”まだ大丈夫”って言い聞かせているだけなんです。残酷な響きですが、無意味なんです。
桜井さんがMr.childrenの名曲『星になれたら』の中で「♫長く助走をとったほうがより、遠くへ飛べるって聞いた♫」のと同じくらい、「30過ぎて歳を取ったほうがより、体重は落ちなくなる」って聞いてはいたのですが、本当にこれを自分の身を以て体験したわけであります。
しかし、ここで諦めてはいけません。
ピンチはチャンスでもあるのです。
「痩せてる時のあなたに会いたかった」という奥さんに”痩せてる自分”になって見返してやりたいなぁーとか、娘の運動会で颯爽と登場し、ぶっちぎりでゴールして、胸を張りたいですよね?
個人的な話になりますが、私には娘が2人おりまして、やっぱりかっこいいオヤジでいたいなぁーってこの時、切に思ったわけです。
そんな自分と同じような境遇の人も、多いのではないでしょうか?
こういったりすると、大抵「集中的に何十万お金をかけて痩せました!」とか「●●を毎日飲んで、痩せました!」とかなんじゃないの?みたいな風に思うかもしれませんが、そうゆう系ではないですのでご安心ください。
さらに付け加えると、元々運動は高校時代やってましたが、トレーニングの知識がめちゃくちゃ詳しいとか、食に対する知識が幅広い・・・と言うこともなく、本当にどこにでもいる普通の一般のサラリーマン30代男性です。
自分はまだ若い!とどこかで過信して、不摂生な食生活、締めのラーメンを断れないサラリーマン気質、運動もしない(高校球児の時代が嘘みたい)、靴下履くだけで足をつる…などなどの体たらくっぷりでした。
ほら、自分も同じだと思った人もいますよね?
でも、この方法はきっと再現性高く痩せることは可能です。
なぜなら、“痩せやすい仕組み(ルーティーン)“にしてしまえば良いからです。
そのルーティーンにはちょっとした知識・テクニックがありますが、そんなに難しいものではありません。むしろ一般的なダイエット法とは一線を画すくらい簡単で地味です。だからこそ【どれだけ継続していけるのか?】が非常に重要になります。
そして、ダイエットにはつきものの運動ですが、痩せるために「めちゃくちゃランニングする!」とか「筋トレする!」とかエクササイズ的なものはあくまでもプラスα精神衛生上やっておくとなお良い、くらいの感覚でOKです。
よくあるTV番組とかの「1ヶ月で10kg痩せました!」みたいなセンセーショナルさは全くないのですが、自分のような根暗な人は、この方法は非常にオススメです。結構ハマると思います。
このルーティンを取り入れた結果として、そんな自分でも【1年2ヶ月で約10kg痩せる】ことに成功。今これを書いている瞬間もその体形を維持し続けられています。
継続していくうちに“そのルーティーンが当たり前”になっていくので、苦しくはありません。で、時間はかかるのですが、これもまたこの方法の楽しいところだと個人的には思ってます。本当に少しづつではあるのですが「変化していく自分」を見ていると、気持ち的にも前向きになっていきます。
そして、じっくりと時間をかけて「ゆっくり自分自身が良くなっていく事」を体感できたのは新しい発見でした。
この過程は、面白かったです。
今の時代は色々な情報が溢れていますがやってみてわかったことは、本質的なことは本当にシンプル。
続けていくこと=”習慣化&日常化(ルーティーン)”と”ちょっとした知識とテクニック”だけなんです。
お恥ずかしながらではありますが、エビデンスとして実践の前後のグラフをおいておきます。
<エビデンスグラフ:実践(前)と実践(後)>
●実践<前>:2018年1月2日
よくある動機で恐縮ではありますが、「新しい年になったし、今年は痩せるぞ!」といって始まりました。
●実践<後>:2019年3月27日
14ヶ月後には【84.0kg→73.4kg】の「-10.6kg」を記録。
この辺りでよく「あれ?痩せた?」と言われることが多くなりました。
他人に見た目にもはっきりと変化を感じてもらえるのはどうやら【-10kg】がボーダーラインのようですね。
せっかく自分がやってきたことなので、この自分自身の体験や実践したことや経験をまとめてみました。
そして、まわりまわっていつかの自分のような “悩める同世代のお父さんたち”が再びヒーローとなれることを信じて。
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