心が軽くなる韓国エッセイ3選
眠る前に読むと心が軽くなる私の好きな韓国エッセイ3選をご紹介します。
1冊目
「死にたいけどトッポッキは食べたい」著ペク・セヒ
著者と精神科医の対談(カウンセリング)が台本形式で描かれており、とても読みやすいです。
2人のカウンセリングを通して、自分が上手く言語化できなかった不安や憂鬱さを、一緒に紐解いていけるような感覚があります。
2冊目「あやうく一生懸命生きるところだった」著ハ・ワン
本業イラストレーターが綴った無気力エッセイ。
「そうだ。私もこれだ。」と気付かされることが多い、共感の1冊でした。
こちらは本当にオススメです。
著者のくすっとくるユーモアでかわいらしい挿絵も見どころです。
仕事に疲れた日、寝る前に読んで、「仕事なんて頑張りすぎないくらいが丁度いい」を思い出させてくれる本だと思います。
自分のやりたいことが出来て、給料もよく、ほどよく忙し過ぎず、手当も良く、人間関係も良い職場…何もかも100点満点の職場を探して転職を繰り返す若者、青い鳥症候群が囁かれる昨今。
自分にもそういった予兆があったのではないかと気付かされたコラムでした。
その他、お金や仕事、大人が生きていく上での悩みを少しだけ解きほぐしてくれる1冊です。
3冊目「今日も言い訳しながら生きてます」著ハ・ワン
「あやうく一生懸命生きるところだった」でこの著者にハマってしまい、立て続けに購入しました笑
私はこの文章を夜中に読んで1人で膝を打ちました。
この文章は、所謂内向的人間の批判ではなく、内向的な人も外向的な人も、自分が思うままに幸せに生きていければいい、という思いがこもっているのでしょう。
全編を通して、大企業で働いて、結婚して家庭を持つ…と言った社会の常識を押し付けられず、自分のありのままに生きる著者の生き方に勇気を貰える1冊です。
新生活、頑張りすぎず行きたいですね。