身近な植物を蒸留する ~ニッケイ編~
ずっと興味のあった蒸留。
植物にも詳しく、蒸留器を持っている友人に教わりながら、ついに念願の体験ができました。
いつもお世話になっているご近所さんの古屋敷がある山に入らせてもらい、蒸留をする植物を散策しながら物色!
この日は天気が良くとても気持ちが良い散歩日和でした。
散策して見つかったもみの木や山椒、クロモジもいいねって話をしていたのですが、ニッケイの話になり「それなら家のすぐ近くに植えているものがある」という事で、山を下りて家の庭先にあるニッケイを使う事に。
ニッケイと言ったら和製シナモン。
蒸留水も、お菓子や漢方薬で知っているあの香りがするのかと思っていたのですが、すごく意外な事にレモンのような柑橘の爽やかな香りが先に感じられて、最後に想像していた感じの香りが広がります。
個人的な感想としては、爽やかな香り。ちょっと甘くて優しい爽やかさというか・・。
あと、私たち夫婦がとっても好きな感じの香りで、なんだか意外な香りに驚いたし、庭先の身近な植物でこんな風に楽しめることが嬉しかったです。
手順はシンプル。
持ってきてくれた本で調べてくれたら、ニッケイの葉にはシトラールという成分が含まれているので、レモンを感じる爽やかさがある様です。
その日の夕方に生葉を煎じても飲んだのですがそれも爽やかで、
何より美味しい!
蒸留水はソーダと割ったら美味しそうだと思いつき、ウィルキンソンソーダと割ってみました。
香りは良いけれど、少し甘みを入れた方がより良さそうでした。
ニッケイを植えてくれ山を散策させてくれたご近所さんにも蒸留水を渡したのですが、やっぱり意外な香りだったようで、楽しんでくれているみたいで嬉しいです。
煮だすというのか?葉っぱを入れ沸かした部分の上澄みは、捨てるのもったいないしお風呂に入れて楽しみました。
すごく良い時間を過ごせました!
あきくん、ありがとうございました。
また違った季節に別の植物を蒸留できたら楽しいし、蒸留機がほしい!!ってなりましたw
この集落でも今度はワークショップを開けたらと、この先も続いていくであろう未来を想像してしまいました。