~ Sense8 - Netflix ~
はじめに
最終話 最後のシーンが全てを主張している!
日本では絶対に観れない光景♪
固定観念がどれだけ毒なのかを教えてくれる。
2シーズンなのに1話の充実の重みが
凄くあって見応えに満足出来る作品!
真の多様性
この作品を通して考えた、感じた事を
5つ 挙げてみようと思います!
○世界の差別と宗教化と多様性
シーズン2-10のタイトルになってる
「この世界が舞台だとしたら」の視点
これは前提として確立するべき意識だなぁと思いました。
善が存在してしまえばから悪も必然的に存在する。
言えば善が創られれば悪も自然と創られてしまう。
ある価値観が立つと対立的に成り立つのも価値観で差別を生む根源というのは認識の固執が許容出来ずに人類が人類を殺している現代社会の地獄絵図になり堅苦しい社会の起源になっているようにも感じます。
差が存在する世界における一番大きい単位が地球上の人類であるならその世界基準である必要性がある事が必要最低限の視点の持ち方で「多様性」に近づける一番の近道なのかなとも考えてたりします。
○中毒の原因は現実逃避の欲求
現実を忘れる為の刹那的嗜好性は持続性のない現実逃避。というよりもポジティブな事は一瞬にして時間と共に溶けゆくが、ネガティブな事は影のようにずっと付き纏い、感情を磨り減る中で何故 不安や過去はしぶといのかなと考える事は人生続く限りの何らかの試練なのかなと思ってしまう正直なところです。
「思い出」って残るけど「トラウマ」も残るけど?
その違いはポジティブかネガティブかなのか?など
記憶の複雑さみたいなものを考えたりしちゃいますね。
1つのネガティブを相殺する為には20のポジティブがあってやっと打ち消す事が出来るという研究結果などもあるのですがネガティブとは生命活動における「リスクヘッジ」として機能する
人的機能性の1つであって感情としてではなく論理的に解釈するのが1つの解決策なのかなぁとも考えますが「論理と心理という世界」はかなりの知識を必要とするもので安易には解けないものばかり。ですが哲学と心理学に興味がある以上はより良い人生の為にはも精進していこうと思う次第です!
○共感の鈍感さと敏感さ
ここ1.2年の間で「HSP」という言葉が流行っていますが自分がHSPである事は4年前に鬱になっている最中に気付けました。
気付ける事で自責の念になる事・気付けない事で他責の念になる事
どっちが幸せなのかなとふと思ってしまう瞬間、正直あります。
「無知の罪」という言葉があります。
この言葉は差別の本質を貫いてる言葉だと考えます。
人には「現状維持バイアス」というものがあり変化を嫌うそんな性質があります。今の変化が凄まじい時代にとっては天敵なる足枷になってる事を多々 目にする事も多くて例としてはリモートワーク化が分かりやすいですが
「現金文化はキャッシュレス」と
「資本主義社会からチップ文化へ」
この2つは、個人的にですが叶って欲しいです!
○知る事は荷が増える
無知の罪に近しい話になりますが「物事の認識・理解」だけでも多様性の第一歩になるのかなぁとも思ったりしています。この作品を観るには「共通認識」という解釈におけるものが8人を軸にした物語の進行には欠かせないもので物事を認識し、理解し、共感し、配慮し、解決するという「円滑な人間関係のコミュニケーション」においての最低限で最重要になり「愛」という人間感情を知るには欠かせないものではないのかなと本編 シーズン2-12話の最終話にふさわしい最後のシーンの「多様性の愛」において僕自身 一番 感動したシーンでした!
HSPにも通じるものがありますが受け取る情報量によっては
視点が有りすぎて抱える事・視点が無さすぎて見過ごす事
過剰でも不足でも何かしらに不足を覚えてしまいますが知識や不安、考える事もちょうどいいバランスと余裕は必要なのかなと思想家?哲学者?みたいな事を毎日の日課のようにしていて常々 感じてる事で大切なのかなと思います!
○もう日本ドラマには戻れない
この作品ではLGBTQIA+における
「性の多様性」も1つの大きなテーマなのかと思います。
~~ LGBTQIA+について ~~
L・レズビアン
G・ゲイ
B・バイセクシャル
T・トランスジェンダー
Q・クエスチョニング、クィア
I・インターセックス
A・アセクシュアル
価値観のズレや無知による偏見、認識の固執により世界でも
法や規制、文化や風習といったものも国々で変わっています。
Sense8 は世界各地という点の多様的視点が
観ていて一番の見どころかなとも思います♪
海外ドラマはSEXシーンが扱われる事が普通で日本にはない表現の幅が面白いと感じる事が増えていく一方で、夜の21時・22時帯にやっていた日本ドラマはここ10年間ほどずっと観ていましたがテーマやジャンルが決まりきっているように感じていて年々飽きてしまったのかなぁともNetflixなどの動画配信サービスを通して海外ドラマを観始めてから感じているところです。