見出し画像

キャンピングカーレンタルに初挑戦して分かったこと【6】

前回、夫の提案から設営しやすいテントを購入した我が家。

このアイテムのおかげで、大人1人でも短時間でテント設営出来るようになり、我が家のキャンプライフは、すこぶる快適なものとなった。

導入後は、キャンプ回数も大幅に増えた。今までになく順調にキャンプ沼にハマっていきそうな予感さえあった。

しかし。
スムーズにいかないのは、もはや宿命かもしれない。


2020年。年明けから、次第に世界はコロナのニュース一色に。

・緊急事態宣言
・三密回避
・外出自粛

リスクが低いとされたキャンプではあったが、まだ未知な部分が大きかった当時はキャンプ場も閉鎖している場所が多かった。

加えて、私も体調を崩してしまい家から出られない状態が続いていた。


とはいえ、少しずつ少しずつコロナへの対策を取りながら外出できるようになっていった2020年秋。またも夫の口から新たな提案が飛び出すのである。


「キャンピングカーをレンタルしてみるのはどうだろう?」

ちなみに。
この時の夫は頼もしかった。結婚して以来、3本指に入るケースだったと記憶している。

・キャンピングカーレンタル費用の比較
・夜の停車場所の候補地
・子供たちの楽しみポイント
・万一私が体調不良になった時の対応策


これらをテキパキとプレゼンしてみせた。しばらく外出していなかった私にとって【途中で体調不良になっても宿をキャンセルしなくて良いし、帰宅できる】安心感も大きかった。


という訳で、約半年ぶりの家族おでかけはキャンピングカーレンタルという特別なイベントとなった。


ここからは実際にキャンピングカーレンタルのレポート。➀~③は実用編。実際に借りる時の参考になれば。

キャンピングカーレンタルの旅行記だけ見たい方は、➀~③をすっとばして体験談へGO!!!!


キャンピングカーレンタル豆知識

➀レンタル費用

キャンピングカーと一口に言っても、色々な種類がある。我が家がレンタルしたのは“キャブコン”と呼ばれるタイプ。

レンタルしたタイプ

多くの方が連想するTheキャンピングカーという形のもの。

我が家は、正規カーディーラー(ホンダカーズ)にてレンタルをした。費用は、24時間で1万7千円ほど。

少し遠出したので36時間のレンタルで約3万円ほどかかった。他のバンタイプや軽タイプならもっと費用は抑えられる。

➁レンタル以外にかかるお金

キャンピングカーレンタル費用以外にかかるお金として考えられるのは、
・車両保険(事前に要確認)
・RVパーク予約金

【車両保険について】
うっかり忘れがちなのが、車両保険。レンタルキャンピングカーでお出かけする前に必ず確認しよう。

事前にレンタルする会社に保険を確認したり、自分の車の保険の特約でカバーできるかをチェックしておくと安心。

【RVパークについて】
キャンピングカーが安全に泊まれる場所として全国にRVパークがある。

道の駅や高速パーキングで宿泊と考える方も多いけれど、不慣れで心配な人やマナーを考えてRVパークやオートキャンプ場を予約するのが安心。

※ただしオートキャンプ場によってはキャンピングカー乗り入れ禁止の場所もあるので注意が必要。

➂事前の確認(準備)事項

・エアコンの外部電源
→宿泊サイトの電源の有無
・車の給油方法や種類(軽油の場合も)
・レンタカーの保険について
・キッチンなど内部装備の確認
・目的地までの順路
・BBQサイトや宿泊地の予約

我が家はキャンピングカーをレンタルするまでに、上の項目を確認した。

キャンピングカーは、形によって風の影響を受けやすい(特にキャブコン)。だから、風の強い日は高速道路を避けるのが無難。

近年、横風にあおられてキャンピングカーが横転するニュースも目撃するので十分注意しよう。

キャンピングカー体験談

ドキドキの出発

キャンピングカーレンタルが決まった日から、子ども達の楽しみな様子が伝わってきた。

もちろん、子どもだけでなく私たち大人もワクワクする。事前に、夜のお楽しみのオヤツや車内を飾るライト(100均)も用意した。


おやつは多めに準備

いよいよディーラーに到着。

キャンピングカーを目の前にすると想像以上にでかい。急に不安になる夫。“運転出来るかな?”

いやいや、何をいまさら。

私は運転変われませんよ!?と無言の圧力をかける私。何も知らずに、はしゃぐ子どもたち。

喜び最高潮のとき


慎重に、安全に。
我が家の初めてのキャンピングカー旅は始まった。

子ども達は嬉しそう、親はドキドキの出発

アクシデントは突然に


出発から約1時間。

ガシャン

何かが割れた音がした。
そして、音が鳴った瞬間悟った。

あぁ、鍋割れたよ。土鍋。


派手に割れた土鍋


今夜は車内で鍋の予定だった。いくら晩御飯で鍋するとしても、持って行くのは土鍋は避けるべきだった。

考えなくても分かる。キャンプに持っていくなら土鍋ではない。しかし悔いても遅い。仕方なく途中のホームセンターで急遽、鍋を調達した。

久しぶりの外出と幸せ

本当に久しぶりに家族でのおでかけだった。コロナ以前は当たり前に出来ていた外出や旅行は、こんなにも幸せなのか。

髪を揺らす風も芝生の緑にも感動してしまう。プーさんの椅子も心なしか笑っている気がする。(事実、笑っている)


久しぶりの屋外BBQ


外で食べる肉は美味しい。途中立ち寄った犬山城下町のソフトクリームも美味しい。夜、みんなで囲む鍋も美味しい。(鍋割れたけど)


買ったばかりの鍋の輝き


晩御飯の後は、おやつを食べながら皆んなでカードゲーム大会をした。


ババ抜きの時、娘のカードほぼ見える現象


おやつパーティーもトランプも家でも出来る。出来るのだけど……この夜は間違いなく特別だった。

4年経った今でも、子ども達は言う。「あの夜、楽しかったね」と。きっと、一生思い出すのだろう。私たちも。


オバケ行列


ちょうどハロウィンの季節だったので、100均で買ったオバケランプを点灯した。雰囲気が出て、これまたテンションが上がる。

嬉しい夜のひととき

眠れるかは人それぞれ


上の段が根強い人気

キャンピングカーの車内は、二段ベッドのようになっているので(カーテンもついている)テントより眠れそうと思ったのだが、私はちっとも眠れなかった。

ただし、夫も子ども達も熟睡だったようで、こればっかりは人それぞれのようだ。

24時間なら2万円以内、我が家のように少し遠くまで足をのばして36時間なら3万円程度。

決して安くはないが、家族でホテルに泊まると思えば手が出ない金額ではない。

キャンピングカーを買うとなると夢のまた夢と感じるけれど、レンタルなら特別な思い出作りにチャレンジしてみるのも良いかもしれない。

次回:クリスマスキャンプに行ってみよう
過去のキャンプ記事はこちら↓

突然夫がテント買ってきた🏕️
キャンプデビュー大失敗🔥
キャンプに出かける理由🥾
キャンプ場から夜間救急🏥
7万のテントが欲しい夫💰️
キャンピングカーレンタルした🚐
クリスマスキャンプ行ってみた🎄

いいなと思ったら応援しよう!

青空ちくわ
いただいたサポートは、種と珈琲豆を買うのに使わせていただきます。