【プロが教える】あなたは知らない?足の魅力!!
こんにちは。足裏マッサージ師(リフレクソロジスト)のきゅんです。
普段、何気に立っているのは、足があなたのカラダを支えてくれているから、ということを忘れていることが多いと思います。
しかし、足の魅力はさまざまです。
足裏のプロとして考える魅力と、大切さが再発見できる内容です。
足の魅力は、カラダ全体の1/4を占める骨の数
カラダの全体の約1/4の骨が足を支えています。
つまり全身を2足歩行できるのは、圧倒的な量の骨があるからです。
カラダ全体の骨の数は約206本(個)で、赤ちゃんはさらに多いです。
1番大きな骨は、足の付け根から膝(ひざ)まで続く大腿骨(だいたいこつ)で左右に28個づつ合計56個存在します。
骨を支える筋肉は、全身に大小合わせて約600存在します。
足は、60ほどの筋肉が存在しています。
マラソンや長距離選手の初心者病といわれるシンスプリントというケガがあります。
簡単にいうと、疲労骨折ですが1本の骨がヒビやポキッと折れてしまうだけで足が動かせなくなってしまうのです。
普段、何気に直立し2足で歩行できるために左右合わせて56本もの骨や関節、そして円滑(えんかつ)に動かす手助けしてくれる筋肉があるからです。
私たちが、2足で歩けるのは、実はすごいことです。
足の魅力は、足裏の汗腺量は250万個!!
足の魅力でもあり、悩みの種にもなりえる汗の出る汗腺ですが、足裏だけで約230~250万個(個人差があり日本人平均)もあります。
汗には種類が2種類あります。
・エクポリン腺…全身にあり体温調整を行うために汗が出る
・アポクリン腺…脇(わき)や足裏などに存在し体臭の原因に
エクポリン腺は全身に200~500万個あり、足裏にも存在します。
国別エクポリン腺平均量
・ロシア人 180万個
・日本人 230万個
・フィリピン人 280万個
生まれてから3歳までの環境で汗腺の量は決まると言われるため、個人差や国別で差があります。
また、1日平均で足裏の汗の量は230㎖でマグカップ一杯分ほど出ます。
同じ日本でも、北海道と沖縄の人では汗腺量は、気温の暑い「沖縄」の人の方が多い傾向にあります。
アポクリン腺は、全身に100万個ほどで、順に脇、デリケートゾーン、耳周辺、足裏です。
高温多湿がニオイをさらにひどくさせ、靴下や靴も蒸れやすいものを避けましょう。
足裏の汗のニオイ対策に関しては以下の記事を参照ください。
足の魅力は、第二の心臓だから
足は第二の心臓と呼ばれます。
しかし、「足」は足裏と、ふくらはぎの両方いわれています。
足は心臓から遠く末端(まったん)で、血のめぐりが悪いと、冷たくなったり、むくみなどの原因になります。
ふくらはぎの筋肉が伸縮しポンプ作用で心臓へ押し戻す力があるため、第二の心臓と呼ばれます。
一方「足裏」は足裏マッサージやリフレクソロジーを行うコトで、全身の血の巡りのみならずさまざまな効果をもたらすことから足裏は第二の心臓と呼ばれると私は考えています。
ふくらはぎにある程度の筋肉がないと、むくみや冷えの原因になってしまい、その補助を足裏マッサージやリフレクソロジーを行うことで効果的です。
足の魅力はリフレクソロジー!!
先ほどから、足裏マッサージとリフレクソロジーを区別してお伝えしています。
なぜなら、世界的にみて足裏のマッサージは東洋式と西洋式が存在します。
私が行う英国式リフレクソロジーは、西洋式をベースに株式会社日本リフレクソロジー協会(RAJA)の創業者の藤田圭子氏が、客室乗務員の仕事でイギリスなどさまざまな国で施術を受けて日本人ベースに広めました。
つまり、英国式は通称名です。
東洋式は、ツボに代表され、考え方や手技などもことなります。
「良薬苦口」という言葉があるように、痛い方が効くという考えが東洋式にあります。
一方、西洋式は「痛いことはストレスだ」という考え方です。
ツボのように「反射区(はんしゃく)」が存在します。
刺激は、東洋式は点押しでシャープ、西洋式は面押しで優しい刺激です。
リフレクソロジーが知名度が少しづつ上がってきた
リフレクソロジーの知名度は、まだまだだと思いますが、少しづつ知られるようになりました。
東洋式の経絡(けいらく)に適したところが、ツボです。
西洋式は、ゾーンに適したところが、反射区です。
そのため、リフレクソロジーは、ゾーンセラピーとも呼ばれます。
リフレクソロジー(Reflexology)は、Reflex(リフレックス=反射)とLogy(ロジー=学問)を組み合わせた造語です。
全身に10本のエネルギーラインがはり巡らされ、それに適応した臓器や器官の場所を反射区と呼んでいます。
最近では、リフレクソロジーやリフレという言葉が少しずつ知られるようになり、足以外の場所の商品も店頭に並ぶようになってきています。
たとえば、Panasonicの「骨盤用エアーマッサージャー 骨盤おしりリフレ」という商品があります。
また「JKリフレ」というものがあり、女子高生の格好をした女性がリラクゼーションや性的サービスを行うものも知られていますが、もちろん別物です。
西洋では補完医療だが、日本はまだ遅れているリフレクソロジー
リフレクソロジーの効果はさまざまです。
西洋では、補完(ほかん)医療としての役割を果たし、ターミナルケアや精神疾患のココロのケアなどに使用されています。
日本でも、あまり知られていませんが、補完医療としての役割を担(にな)っている場所がありますが、看護師が行ったり、リフレクソロジスト(リフレクソロジーを行う専門職)のボランティアなどがとして活躍しています。
たとえば、ターミナルケアやがん患者と精神疾患の本人のみならず、その家族のココロのケアをボランティアや看護師の方が行っています。
しかし、まだ補完医療として確立されていないため、実費だったり、無償でボランティアがココロのケアを行うなどしかできないのが現状です。
補完医療としてリフレクソロジーを取り入れることは、まだまだ日本は遅れていることが現状です。
リフレクソロジーの効果は幸せホルモン分泌など7つ!!
リフレクソロジーの効果は大きく分けて7つあります。
・体温を上昇させる
・免疫力向上
・リラックス効果
・ストレスケア
・むくみ解消
・幸せホルモン分泌
・疲労回復
これら7つを説明していきます。
リフレクソロジーを行うとポカポカと温まる
リフレクソロジーを行うとポカポカとお風呂につかった後のようにカラダが芯から温まる感覚が出てきます。
体温上昇し、血流がアップし、カラダが温まりまるります。
基礎体温が1度上がったり、下がったりすることで免疫力が変化があらわれるのです。
・1度上昇 最大で5~6倍免疫力がアップ
・1度低下 約30%免疫力が低下
免疫力がが上がると・・・
・ウイルスや細菌に侵入を防ぐ
・アレルギーを抑える効果
・カラダに酸素が行きわたる
・新陳代謝がよくなる
・老廃物が排泄しやすくなる
・ケガや病気、疲れなどが回復しやすい
(「自然治癒力」しぜんちゆりょく)
以下の順でカラダによい効果が表れます。
①リフレクソロジーを行うと、カラダがポカポカと温まる
②カラダが温まると、体温が上昇し免疫力がアップ
③病気になりにくく、病気やケガは治りやすくなる
※病状によりさらに、体調が悪くなる場合が考えられます。
主治医に相談の上、施術を受けることをおススメします。
(病気のトキは、施術をしてはいけないというサロンも有)
④血のめぐりなどがよくなる
⑤④のおかげでリンパが流れ老廃物が排泄されやすくなる
⑥⑤のおかげで代謝がよくなり太りにくくなる
⑦⑤のおかげでむくみが解消され足がスッキリとする
※むくみを放置しておくとセルライト→脂肪になる
⑧④のおかげで酸素量が多くなると肌の調子がよくなる
⑨④のおかげで酸素量が多くなると疲労が回復する
つまり、リフレクソロジーを行うことでカラダが温まり、病気などになりにくくまた、改善することができます。
リフレクソロジーは直接手で行うことで幸せホルモンが分泌などの効果ある
リフレクソロジーは、直接皮ふに触れ手で行う手技です。
直接皮ふに触れて行うことで、幸せホルモンのオキシトシンが分泌します。
直接皮ふに触れて行うリフレクソロジーなどの行為の総称を「タッチセラピー」とも呼ばれ、安心感やストレスケアなどが得られます。
「快いタッチの効果」ですが1分間に40回の割合で快いタッチを行いますと、ラットの実験では、血圧が低下し、痛みの閾値が上昇し、ストレスホルモンが低下し、お互いに成長が促進するとか、他者との相互関係のかかわりが増加するとか、学習能力が向上する等がわかっております。
出典:公益財団法人母子健康協会
公益財団法人 母子健康協会 第37回シンポジュウム
「タッチケアで絆を育む」・・・安らぎの物質オキシトシン
東京慈恵会医科大学 名誉教授 前川喜平先生
https://jp.glico.com/boshi/futaba/no81/con02_05.html
ターミナルケアや精神疾患などの方にココロのケアになるのは、以下のことからです。
・血圧低下
・心拍数低下
・ストレスホルモン低下
ほかにも、動物に触れることや、授乳時に母子ともにオキシトシンが分泌されるといわれています。
セルフケアではなく、施術者や家族などにリフレクソロジーを行うとオキシトシンが分泌されます。
まとめ
【プロが教える】あなたは知らない?足の魅力!!
足の魅力は、カラダ全体の1/4を占める骨の数
・カラダ全体の骨の数は約206個
・1番大きな骨大腿骨
・左右に28個づつ合計56個存在
・筋肉は全身に大小合わせて約600存在
・足は60ほどの筋肉が存在
足の魅力は、足裏の汗腺量は250万個!!
・汗腺は足裏だけで約230~250万個
・3歳までの環境で汗腺の量は決まる
・1日平均で足裏の汗の量は230㎖
・アポクリン腺は、全身に100万個ほど順に脇
足の魅力は、第二の心臓だから
・「足」は足裏と、ふくらはぎ
・筋肉が伸縮しポンプ作用で心臓へ押し戻す力
・足裏マッサージやリフレクソロジーを行うコト
足の魅力はリフレクソロジー!!
・東洋式と西洋式が存在・東洋式は、ツボに代表され考え方や手技などが異なる
・東洋式は、ツボに代表され、考え方や手技
・「良薬苦口」という言葉があるように、痛い方が効くという考えが東洋式
・西洋式は「痛いことはストレスだ」という考え方
・ツボのように「反射区(はんしゃく)」が存在
・刺激は、東洋式は点押しでシャープ
・西洋式は面押しで優しい刺激
リフレクソロジーが知名度が少しづつ上がってきた
リフレクソロジー(Reflexology)は、Reflex(リフレックス=反射)とLogy(ロジー=学問)を組み合わせた造語です。
全身に10本のエネルギーラインがはり巡らされ、それに適応した臓器や器官の場所を反射区とよんでおります。
骨盤用エアーマッサージャー 骨盤おしりリフレという商品も出ており、JKリフレとは異なります。
西洋では補完医療だが、日本はまだ遅れているリフレクソロジー
西洋では、補完(ほかん)医療としての役割を果たし、ターミナルケアや精神疾患のココロのケアなどに使用されています。
日本でも、あまり知られていませんが、補完医療としての役割を担(にな)っている場所がありますが、看護師が行ったり、リフレクソロジスト(リフレクソロジーを行う専門職)のボランティアなどがとして活躍しています。
リフレクソロジーの効果は幸せホルモン分泌など7つ!!
・体温を上昇させる
・免疫力向上
・リラックス効果
・ストレスケア
・むくみ解消
・幸せホルモン分泌
・疲労回復
リフレクソロジーを行うとポカポカと温まる
基礎体温が1度上がったり、下がったりすることで免疫力が変化があらわれるのです。
・1度上昇 最大で5~6倍免疫力がアップ
・1度低下 約30%免疫力が低下
免疫力がが上がると・・・
・ウイルスや細菌に侵入を防ぐ
・アレルギーを抑える効果
・カラダに酸素が行きわたる
・新陳代謝がよくなる
・老廃物が排泄しやすくなる
・ケガや病気、疲れなどが回復しやすい
(「自然治癒力」しぜんちゆりょく)
リフレクソロジーは直接手で行うことで幸せホルモンが分泌などの効果ある
・血圧低下
・心拍数低下
・ストレスホルモン低下
普段の生活で2本足で直立歩行できるための武器は骨や筋肉にありました。
また、足は汗をたくさんかいたり、リフレクソロジーがもたらす効果はさまざまです。
足の魅力は、少しでも伝わりましたでしょうか?
足裏マッサージやリフレクソロジーに興味などがある方で、セルフでリフレクソロジーやマッサージを行っていただけるきっかけになればうれしいです。
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