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三日会わざれば刮目して見よ

 新年を迎えましたが、能登半島震災の影響で大変な思いをされている方々には心からお見舞い申し上げます。被災地の一日も早い復旧を心よりお祈り申し上げます。


 「ライフラインも同じ市内でも、地域によって全然違っていたからなぁ。」

 「地震直後は水が出たけれど、半日後に断水になって、その後は1週間くらい水が出なかったっけ。」

 私の田舎は福島県なのですが、正月に帰省した際に甥っ子が淡々と口にしていた言葉です。この甥っ子は東日本大震災当時、卒業を目前に控えた小学校6年生でしたが、震災の影響で卒業証書授与式どころか、その後の登校は叶いませんでした。震災をきっかけに余儀なくお別れをすることになった友人もいたとのことですし、様々な影響や被害も相まって、心動く年頃だった甥っ子は大変な思いをしたことでしょう。 


 今は立派に社会人として頑張っているようで叔父の私としては安心しているところです。年に数回しか顔を合わせることはありませんが、会うたびに成長している様子に驚かされています。


 「男子、三日会わざれば刮目して見よ」

 男子・女子に関係なく、三日間というわずかな時間でも人間は見違えるほど成長するものであって、次に会う時は心して相対しなければなりませんという故事成語です。これまでの先入観などを捨て、新しい目で相手の変化や進歩などを見直さなければならないということのたとえです。


 しかしながら、その成長の裏には3つの大切があるようでして、その一つが「きっかけ」、二つ目が本人の努力や励みなど「行い方」、三つ目が自分を思ってくれる人の言葉を素直に「受け入れる」ことだそうです。


 自分自身が【よりよくありたい】【よりよく成長したい】と思っている子どもは多いもので、わが子も同様だと信じていますが…。
  タイミングよく「きっかけ」を施し、励み方や努力の仕方といった「学び方」「行い方」についても伝え、よりよい変容を促していきたいと思っているところです。

 そして何より、自分を思ってくれる人の言葉を素直に「受け入れる」大切さを伝えていこうと思います。そんなに簡単では無いですけどねw

 私自身しっかり目をこすって心を研ぎ澄まし、短い期間にも驚くような成長を遂げるであろう💦我が子の姿を見逃さいようにしようと思います。


 本年もどうぞよろしくお願いいたします。

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