『ベスト・キッド』から学ぶ物事の極め方〜「守」こそ飛躍の近道!??〜
「もっとすげーことやらせてほしい!」
「早く次のことやらせてくれよ!もうこれはいいのにー。」
って思うことってありませんか?
僕はあります笑
好奇心や成長欲求が旺盛で、自由でちょっと飽きやすい性格なので、
つまらないことや、今求められることに満足出来ないことが多いんですよね。
でも、まだまだしっかり基礎をやらないとなって思わされる映画に先日出会いました。
それは「ベスト・キッド」です。
それは、僕のお手伝いさせてもらってる塾で、
モチベーションアップの会に参加させてもらって
見ることになったんです。
今回は、塾生、スタッフで映画を見て
勉強の姿勢について塾の先生から話があったり
英語のレジェンドの松本道弘先生とネイティブの先生の対話があり、
「映画を受験に活かす」
というすごい会でした。
僕は「ふぅ、大学の勉強疲れたー。
息抜きしたい〜」って軽い流れで行って
ギャラリーとして楽しませてもらっていたのですが笑
まあそれでも一応、掃除したり、ここから何かを学ぼうって意識でいたので、今回の記事に至ったのでいいとしましょう笑
今回の映画では、
めっちゃわかりやすく言うと
「基礎をワケわからないくらいやるのが一番ええよ」
ってことをストーリーで伝えてたんですね。
物事を極めるために必要なことは
『守・破・離』
だと言われますが、
この映画では
「守」
の大切さが解かれているんですね〜
知らない方のためにこの映画がどんな映画か
ご説明させていただくと、
この映画はいじめられっ子の少年が空手を習って心身共に強くなっていく成長物語です。
舞台はカリフォルニア。
転校生でいじめられっ子の主人公ダニエルは
ある日イジメっ子に復讐しようとしますが、
イジメっ子は空手チャンピオンで、
逆に返り討ちに遭ってしまいます。
その時に助けてくれたのが日本人のミヤギでした。
ミヤギは沖縄出身で空手をやっていたので強かったんですね。
そこからダニエルはミヤギの弟子になります。
ダニエルは、イジメっ子に空手の大会で勝ってやると決意を決めるのです。
そこから空手の修行が始まると思いきや、
ワックス掛け、ペンキ塗り、掃除などの
日常動作を1日中、それを何日もやっていたのです…!
(耐えられる人挙手🙋♂️)
ダニエルは、「どゆこと??」と思いながら
とりあえずやっていましたが、
ついに、キレます笑
そこで、おおっと、急にミヤギがパンチを繰り出しましたー!
すると、ダニエルは、咄嗟に受け流す防御ができたのです!
地味な作業をやっているように思っていたのに、
気づいたら、空手の動作を学んでいて、
できるようになっていたのです。
ダニエルもびっくり仰天です。
ミヤギは本当に武士道精神が受け継がれているんだろうなと思いましたね。
このシーンからわかるのは、
「日常の基本的なことできなくして、
その先の応用やっても上達は遅い。
一番は基礎を徹底的にやることだ。」
ってことなんですよね。
受験では、圧倒的基礎力を最強レベルで身に付けていたら応用問題も余裕で解けるようになるということなのですが、
これって全部のことに通じますよね!
映画から受験を語るってのも面白いですし、
それって全部の成功法則だよね〜ってことが
わかるのが面白いなと思いますね〜
また、映画でミヤギは
「空手は何もない。(empty)
空手は心にある。空手は腹にはない。」と言っていました。
ここを松本先生が取り上げられて、お話してくださりました。
松本先生は1000名で1人選ばれて、
アメリカ大使館で同時通訳をしていた時、
師匠の西山先生と格が違いすぎて、
批判され、夜空を向いて逃げたくて泣いていたことがあったそうです。
そこで、師匠のセン先生には、
「私は20時間でもぶっ倒しでやっていました。
あなたもそれくらいやりなさい。」
と言われ、
((僕)えぇぇぇー厳し、すごっ )
松本先生は、そこから心を空(empty)にして
ずっとやり続けたそうです。
空にしたからこそ、スゴイ感覚が入っていったのだといいます。
つまり、まず、「型」を作り、
英語の「呼吸」を極めたのだといいます。
始めはワケがわからないことでもやり続けていき、気づいたら出来ていたのです。
ここを通して、
「なるほどなぁ、
おれ応用ばっかりしようとしてたわ!
もっと日常からやな。
大きく見るのも大事だけど、
目の前の問題解決するのが先決だし、
もっと反復していこう…!!」
そう思うようになりました。
何事も「守」を大切にしてやっていきましょう〜